関西に来ています。最近、いつ行っても外国人で激混みの京都より、日本の国づくりの原点、奈良の各地がおもしろくなってきて、今日の晴天を逃すと、ようやくの梅雨空になりそうな気配なので桜井にやってきました。談山（たんざん）神社に参ります(*^^*)桜井駅で談山神社行きのコミュニティバス（…… more HP)に乗り込みます。本数が少ないので旅程は慎重に。ぎりぎりに乗車したら座れませんでした。イケてる十一面観音で有名な聖林寺のバス停で降りる人もなく、ずーっと坂の道をゆるゆると登って行くバス。斜面なので棚田となっている、のどかな田んぼの風景・・・しだいに山中の景色となり・・・途中、登山者らしき人々が何人か降り、音羽山っていう山に登れるみたいですね。談山神社のひとつ前のバス停、「多武峯」（とうのみね）。屋形橋というそうです。（談山神社で、帰りのバスの時間が余裕がありそうだったので、ここまで歩いてこれるか伺ったら、「神社の入り口から、下り坂、20分弱で歩けると思うが足元が悪いので気を付けてください」とのことでした。結局歩かなかったのですが・・・。後々のスケジュールを思うと、ここで余計な体力を使わなくて本当によかったです（汗）。）談山神社 東大門享和3年（1803）建立。一山の入り口にあたる高麗門です。10時11分、終点の談山神社、意外と開けた駐車場に到着です。バス便が少ないので帰りのバスの時刻をチェック。12時台がない！！(-_-;)バス停には土産物や軽食もとれるお店があります。談山神社に続くアジサイの下り階段。ちょっとした門前町になっています。右手は談山神社の石灯籠がずらりと。後醍醐天皇寄進の石灯籠（重文）元徳3年（1331）、南北朝動乱の始まった年の銘があります。バス停から徒歩5分で・・・大化の改新発祥の地、大和国多武峰（とうのみね）御鎮座、談山（たんざん）神社です。御祭神は藤原鎌足公。140段の長い石段が続きます。石段の途中で・・・「恋神社」（東殿・重文）へ行く分かれ道があったのですが・・・とりあえず自分には用がなく（笑）、後で来るかな、と思ったのですが結局、反対のほうに回ることになったので、行くことがありませんでした。藤原鎌足の妻、鏡女王（かがみのおおきみ）が祀られています。談山神社の前身、妙楽寺（みょうらくじ）の講堂を建てる時、光る石が発見され、神の宿る磐座（いわくら）・むすびの磐座として縁結びのご利益があるそうです。十三重塔（室町時代・重文）十三重塔が見えたので、思わずこちらに来てしまいました。意外と大きくないです^^;藤原鎌足の長男・定慧（じょうえ）和尚と次男・不比等が、父の供養のために白鳳7年（678）に創建しました。現在の塔は享禄5年（1532）の再建で、木造十三重塔としては世界唯一です。高さ約17m、屋根は檜皮葺です。続きます・・・。（6月24日参拝） close

世界唯一 木造十三重塔 談山神社(1)