ワタツミを想う志賀神社(1)の詳細

ワタツミを想う志賀神社(1)
秩父・仙台まほろばの道
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記事タイトル ワタツミを想う志賀神社(1)
概要

名取老女の生誕地がなぜ志賀なのか、というところで、 志賀神社に繋がりました。 ですけど、調べれば調べるほど謎が深まります。 またRさんが鶴の夢をみたそうです。 「鶴は新しい時代の象徴」という意味の夢だったと。 強いねっ!ありがたいねっ! 「1UP(ワンアップ)」ってやつで。CM…… more に便乗…。(・∀・) 「かごめかごめ」の歌がありますね。 「鶴と亀がすべった。後ろの正面だ~れ。」 正直、誰でもいいじゃんと思う歌です。(おいおい) でも子供の頃、この歌をうたって遊ぶ時、 後ろの人が誰かを当てなければ面白くありません。 でも、どうなのかな。 子供ながらに和の真ん中に入ってそれを当てる役は嫌だと思っていた。 「すべった」は「統べる」で、天下を統一する意味らしい。 鶴と亀という異なる存在が統一する。 その鍵となっているのが今回は鶴だったと。 深い意味はわかりませんけど、善い事なので良かったです。 ----------------------------------------------- 志賀神社については、私の解釈ですけど「猿田彦神」だと思いました。 親しみをこめてサルちゃんです。 というのは、実家の氏神が猿田彦神なのですが、 実家の氏神を思い出させる出来事があったのです。(詳しく述べられませんが) びっくりしました。 無意識に何かを探そうとしている感じで見渡していたら、見つけたんです。 よく見つけたな、と思うから普通ではないよね・・・。 帰る時だったので、それはなんだか有難いことでした。 さて、由来によれば、 「昔から鶴ヶ谷地域の守り神で、約600年前の岩切城合戦で敗れた畠山親子に 関係があるといわれている。神社の創建、祭神は不明で、昭和54年4月5日再建。」 「志賀神社は旧鶴ヶ谷村の村社で、明治43年に岩切の八坂神社に合祀されました。 岩切城合戦は南北朝時代の戦いだそうです。」(仙台の神社たち) 畠山親子? 岩切城は畠山国氏という人が占拠してました。 畠山国氏の父親?にあたる人が、畠山泰国といい、母が北条時政の娘で 畠山重忠の未亡人という関係で1度断絶した畠山氏の跡を継いだそうです。 泰国は重忠の外孫であると同時に時政の曾孫となり、初めて畠山姓を名のったのが、泰国とされる。 その跡を国氏が家督を継いだ。 ということで、重要な位置にいたと思います。 なるほど。 だから志賀神社にきた時に秩父を思ったわけです。 畠山氏は関東でブイブイ言わせてた将軍です。 秩父にも縁があり、故郷の武甲山の生川は、「おぼっかわ」といい、 畠山重忠が生まれた時この川で洗礼を受けたことから、生川と名づけられました。 畠山重忠は、九州と秩父を結びつけた人です。 白馬に乗ってる畠山重忠。 鹿児島県に大塚神社というのがあり、古墳神を祭祀としているのですが、 墳神を祭神としていたが、島津初代忠久公が薩隅日の守護職として下向の際、 先見として派遣された本田次郎貞親が、畠山重忠の命により、 建久二年武蔵国秩父権現を勧請し、島津家の守護神として創建したものである。 だから、志賀神に畠山親子が登場するんですね~。 秩父権現を敬っていた島津氏・・・なんかビミョー。笑 あんまり人気ない秩父なのに、やたらと秩父がからむ。 また秩父ですか? これは天御中主命だと思いますが。 で、その大塚の古墳には、 大国王神、須佐之男神、八意思兼神、知々父彦神を祭神としていたそうです。 ちなみに、海民がもっていたと思われる南島の剣。クリス。 全然違いますね~。 波打つ形は蛇を模しており、波は蛇や龍のうねりと考えていました。 このような波打つ刃文が、日本刀にも継承されてますね。 刀の中に波を印た技がすごい! ※Wikipedia 刀の先には霊力があるから触れてはいけない、という夢をみたことがあります。 知らないおじいさんが日本刀の使い方を教えてくれた夢。 -------------------------------------------------- 脱線しましたが、鶴ヶ谷の志賀神社の由来はよくわかりませんが、「志賀」の地名から、 筑紫の「志賀島」がルーツと言われます。 志賀島は、「しかのしま」といい、福岡県に所属する島。 志賀島:Wikipedia 「漢委奴國王印」が発見された島です。 あ、だから印鑑の話が出たんだわ。 自分で書いてて、なんで突然印鑑の朱肉の話になったんだろう?と思ってた。 国印が見つかった島なのね~。 「古代日本(九州)の大陸・半島への海上交易の出発点として、 歴史的に重要な位置を占めていた。 また島内にある志賀海神社は綿津見三神を祀り、全国の綿津見神社の総本宮であり、 4月と11月の例祭において「君が代」の神楽が奉納される全国的にも珍しい神社である。」 姥神 子安観音 綿津見大神の娘は、豊玉姫。ワニですけど、爬虫類系。 熱海の伊豆山神社から繋がっていて、泉に多い悪玉姫伝承。 悪玉姫が醜い人と美人という対比をもたらしているのも、国津神と天津神のことを 伝えているものだと思う。 それはニニギとコノハナサクヤヒメを祀るのが南に多いけど、 イワナガヒメは宮城県北部にある。 それが河童伝承などになっているんだよね。 イチイの木 さて、そんな綿津見神なのですが、ちょっと志賀海神社について。 志賀海神社が、福岡県福岡市東区志賀島にあります。 全国の綿津見神社、海神社の総本社を称する神社で、 古代氏族の阿曇氏(安曇氏)ゆかり地として知られる。 志賀島の島名でもある「志賀」の語源について、 『筑前国風土記』逸文[原 1] では、神功皇后による新羅出征の際の伝承から当地を 「近島(ちか)」と言い、のち「資珂島(しか)」と転訛したという。 社名「志賀海」は、現在「しかうみ」と呼称されるが、 本来の呼称については「しかのわた」「しかのあま」「しかのうみ」 「しかにいますわた」等の諸説がある。 また、志賀海神社には、鹿の角が大量に奉納されているそうです。 「その昔、神功皇后が対馬にて鹿狩りをされ、その角を多数奉納されたことが 起源とされるそうです。 鹿角は祈願成就の御礼に奉納され、中にはウキを付けて海に流されて 来たものを漁師が拾い上げ奉納したものなどがある。 現在では、1万本以上あるそうです。」 ※鹿角堂 しかも境内には亀石というのがあった。 「亀石(かめいし)」として、神功皇后による三韓征伐の際、 阿曇磯良が亀に乗って皇后らの前に現れたという伝承に因んで後世奉納された霊石がある。 ほ~、鶴と亀が一致してる。 できすぎ~。 そんで亀にのっているといえば、妙見さん。 ※志賀海神社より http://www.sikanosima.jp/shrine-shikaumi/ 海民には、綿津見の他に、宗像大社や住吉大社があります。 日本海ルートが宗像系で、太平洋側が住吉系(ワタツミ?)だったと思う。 忘れてしまった。 それで、長野県安曇野にいた安曇氏たちは、塩の交易にも従事しており、塩の道でした。 宮城県の塩釜とも関係ありそう。 それに安曇野は道祖神が多いことで有名です。 穂高神社そばにありました。 「記紀においては阿曇氏(あずみうじ/あづみうじ、安曇氏・阿曇族・安曇族)の祖神 または奉斎神とされている。阿曇氏の読み「アズミ/アヅミ」もまた 「アマツミ(海津見)」の略とも見られるように、 この神を奉斎する阿曇氏は海人集団を管掌する伴造氏族であった。 『先代旧事本紀』[原 2] では、同じく神産みの段で 「少童三神、阿曇連等斎祀、筑紫斯香神」と記されており、 「筑紫斯香神(つくしのしかのかみ)」の名で志賀海神社が氏神に挙げられている。」 安曇磯良(いそら)という人がいます。 「太平記」に、顔に貝がついて醜いといわれた。 それを恥じて海から出てこなかった。 そんな磯良を住吉神が海底で舞台を設置し、舞を披露して海から誘い出した。 この舞が、春日大社に関係しているというのです。 春日大社も鹿だよね。 妄想するに、顔に貝とか醜いとかいうのは、海民の特徴である入墨(刺青)ではないかな。 顔に刺青していたのを醜いと思ったこともあると? これは三韓出兵からの帰途、磯良の奇魂・幸魂を速門に鎮めたのに始まると伝えられると いわれ、誘い出す話は海底版、天の岩戸です。 安曇磯良は海の人なので、ウガヤフキアエズと同神とされます。 宮城県南部に大山積見神を祀る深山が多くある意味には、綿津見がいたという事で。 海幸彦側は、ウガヤフキアエズの高魂神社なのかもしれません。 角田の熱日高彦神社に対して、高魂神社がおかれているというのは、 ヤマツミ・ワタツミの痕跡があってそうなっているのかもしれません。 高魂神社の最初は、造化三神でした。 三神とは、志賀海神社が左・中・右殿に主祭神が各1柱、相殿神が各1柱が祀られている 形式になっており、星でいうとオリオン座の3つ星です。 左殿:仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ) 左殿相殿:神功皇后 中殿:底津綿津見神(そこつわたつみのかみ) 中殿相殿:玉依姫命 右殿:表津綿津見神(うはつわたつみのかみ) 右殿相殿:応神天皇 これらは、安曇連が祀ったと伝わります。 伊具郡の古代史の中に、ワタツミがあったのですが、私はそれをすっかり忘れてました。 そして、鶴ヶ谷の志賀神社で南北朝戦争が関係するのは、 おそらく蒙古襲来のことと重ねていると思います。 なので、志賀神は海の神様なのです。 どうやら、私が歩いてきた道は、ワタツミの安曇氏(志賀)に関係しているものだった? 名取老女を調べていた時に、九州と縁があるとは感じてました。 でも東北で安曇氏の感覚がわからない。 なので、ヤマツミがワタツミだった? ちょっとこのへん混乱します。 で、きっとこれは私の縁と誰かの縁ということがある。 土曜日はヤマツミとの縁。 日曜日はワタツミとの縁。 ヤマツミは四国、ワタツミは九州と思う。 そんな霊的な導きがあったようですが、それを一生懸命繋いでいこうとしている。 みんなでね。 もうお腹いっぱいなんですけどー。 もうちょっと続きます~。 close

ワタツミを想う志賀神社(1)
サイト名 秩父・仙台まほろばの道
タグ 東北地方の伝説(宮城県) 神社
投稿日時 2018-03-04 01:00:02

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