前回記事の続きです。 (↑参照https://blogs.yahoo.co.jp/sac_murakumo/58024707.html) 2018年2月12日月曜日 帰路。簡便ながら鹿島神宮参拝等を済ませ、潮来ICから東関東自動車道へ。 常陸利根川(北利根川)を渡る。霞ヶ浦は…… more 常陸利根川を介して外浪逆浦(そとなさかうら)を経て利根川につながっている。 (常陸利根川参照https://blogs.yahoo.co.jp/sac_murakumo/57665853.html) 常陸利根川を渡ると千葉県香取市へ。利根川低地にカーブを描いて走る東関東自動車道が下総台地へ続いている。この辺りは利根川が県境になっていない。その理由はかなり複雑。 (複雑参照https://blogs.yahoo.co.jp/sac_murakumo/57665853.html) 東関東自動車｢利根川橋｣を渡る。今回のドライブにおいて6度目の利根川渡河。 (利根川橋参照https://blogs.yahoo.co.jp/sac_murakumo/57669937.html) 佐原PAパノラマ展望台の看板。あんじゅんさん予想通り寄りますよ。ここを通ったら寄らない訳にはいかない名スポット。 下総台地へ差し掛かる。左側に佐原PA展望台。刈り込みで｢PAてんぼう台｣と描いている。 佐原PA。自販機とトイレのみの小規模PA。下り線側と違い、上り線側には展望台が設置されている。 展望台。ここは是非寄って欲しい素晴らしい展望台。 下総台地から利根川低地を望む。｢千葉眺望百選｣に選ばれている。江戸時代初頭まで香取海、縄文海進時には古鬼怒湾と呼ばれる内海が広がっていた。 今、走って来た東関道。利根川を跨いでいる。 東関道を遠くトレースして行くと鹿島台地の向こうに｢茨城県立カシマサッカースタジアム｣が見える。写真左側には鹿島神宮の西の一之鳥居が建つ。 (鳥居参照https://blogs.yahoo.co.jp/sac_murakumo/58024707.html) 上流側にJR鹿島線｢利根川橋梁｣が架かる。そして筑波山を遠望する。 (利根川橋梁参照https://blogs.yahoo.co.jp/sac_murakumo/57669937.html) 水郷風景を眺める。利根川の向こうに与田浦が広がる。 手前から利根川、与田浦、外浪逆浦。そして鹿島台地を遠望する。さらにその向こうは太平洋岸。鹿嶋風力発電所の風車群が並ぶ。分かりにくいが中央の風車の傍らに情報通信研究機構鹿島宇宙技術センターの34mパラボラアンテナが見える。 拡大してみる。アンテナは真上を向いていた。この場所には1964年(昭和39年)10月の東京オリンピックの宇宙中継に使用された30mアンテナがあった(1975年撤去)。ここから送信された中継電波は静止通信衛星｢シンコム3号｣を介して全世界に送られた。ちなみに｢シンコム1号｣は軌道投入前にコントロール途絶、｢シンコム2号｣は完全な静止軌道への投入に失敗したため、オリンピック中継に使用されたのは軌道投入に成功した3号(1964年8月打ち上げ)のみとなった。このため中継時間は限定されたものとなったという。その後シンコム3号は米軍の通信衛星として使用され、激化していったベトナム戦争においては現地軍とワシントンの衛星通信に活躍したという(1969年4月運用停止)。 利根川と外浪逆浦の向こうに鹿嶋市と神栖市に跨る鹿島臨海工業地帯が見える。中央には外浪逆浦と与田浦を結ぶ｢浪逆浦閘門｣と｢新附洲機場｣が建つ。 ここからの夜景も素晴らしいらしいので、今度は夜間に訪れてみたい・・・。 水郷風景。この辺りは昨年たっぷりと訪れているので、追々レポする予定。 さて出発。 佐原香取IC通過。千葉県道55号(佐原山田線)に接続するIC。 大栄IC通過。国道51号に接続するIC。 勇躍佐原PAを出発した訳だが、少し走っただけで眠くなって来た。寝不足が祟る。 大栄PAへ。ちょっと仮眠して睡魔を退治する。 20分ほど眠ったら睡魔が消えたので出発。すぐに大栄JCTに達する。圏央道へ。つくば方面へ。 国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)へ。この時点で14時45分。何時に高崎に帰れるか。 (つづく) close

圏央道で鹿島神宮へ行こう：その9