道成寺は、道成寺創建にまつわる「髪長姫伝説(宮子姫伝記)や、能･歌舞伎･浄瑠璃の演目として名高い「安珍・清姫伝説」で知られる名刹です。ここの三重塔は、江戸時代の宝暦14年(1764年)に再建されたもので、高さは21.82ｍ、再建時、桃山時代の手法を倣って再建されたそうですが、江戸…… more 時代の特色であるやや過剰な装飾が関西では珍しい建物です。 ↓三重塔は、江戸時代宝暦14年（1764年）再建になるもので歌山県指定文化財です。 ↓長い石段の上の朱色の山門（仁王門）は、江戸時代再建ですが重要文化財に指定されています。 ↓本堂は南北朝時代の正平12年（1357年）の建造でこれも重要文化財です。 ↓鐘巻之跡　安珍が隠れた鐘を清姫が蛇となって巻き付き、 安珍は哀れ焼き殺されました。その跡とされているのがこの場所です。 ↓安珍塚：安珍と釣鐘を葬った場所 ↓二代目鐘楼跡　初代の鐘楼は安珍清姫事件で焼失。その後南北朝時代に二代目の鐘楼がここに 再建されましたが、その釣鐘は豊臣秀吉の紀州攻めのときに没収され、今は京都の妙満寺にあります。 close

三重塔巡り<11>道成寺（和歌山県日高川町）