今日は宮城県のオススメの神社をご紹介私は小学５年の秋まで仙台市に住んでおりまして、今日ご紹介する仙台総鎮守の神社さんは産土様となります。『大崎八幡宮』仙台総鎮守ご祭神応神天皇仲哀天皇  神功皇后☆二の鳥居(県指定重要文化財)☆三の鳥居平安時代に征夷大将軍坂上田村麻呂が鎮…… more 守府八幡宮を創建し、室町時代に奥州管領となった大崎氏が、現在の宮城県大崎市に移したことから大崎八幡宮と称されました。その後、伊達政宗が仙台城を築城するにあたり、城下町の北西の入口に遷座され、仙台総鎮守として篤く信仰され発展しました。☆割拝殿様式の長床(国重要文化財)長床(ながとこ)は、元々は修験道における拝殿を指します。大崎八幡宮の長床は寛文年間(1661〜1673)に建てられたとみられています。写真は５年前に撮影したもので、ちょうどこの時は本殿の修繕工事がされておりました。この写真では大崎八幡宮の素晴らしさが伝わりにくいので、宮城県Webサイトよりお借りした写真を掲載させていただきますね。おぉっやはり素晴らしいですね♡　大崎八幡宮の本殿は国宝に指定されています。伊達政宗が慶長12年(1607)に造営したもので、権現造の様式です。現存する安土桃山時代の形式の社殿としては最古のものになります。装飾は豪華絢爛色鮮やかな彫刻が目を引きます。屋根の正面は千鳥破風に唐破風を重ねており、柱は黒漆塗り。拝殿内部には唐獅子や青龍の見事な絵が描かれています。☆松焚祭(どんと祭)大崎八幡宮といえばこのお祭りもご紹介しなければいけません！全国でも最大級といわれる大崎八幡宮の正月送りの行事『松焚祭(どんと祭)』は300年の歴史があり、１月14日の日没に行われ、2000名を超す裸参りの参拝、一晩で10万人の見物客が訪れます。「裸参り」はこのお祭りの名物で、寒〜い中を頭に鉢巻き・白のさらしを巻いた参拝者の男女が、大崎八幡宮を目指して歩き、参拝するというものです。元々は寒い時期に仕込みをする酒職人が、醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりといわれています。私も子どもの頃は毎年家族とどんと祭へ行き、お正月飾りをお焚き上げしていただいてました。かなりの大混雑の中、父に肩車をしてもらい、お焚き上げの様子を眺めていたのを覚えています。懐かしいなぁ♪そうそう！仙台には「卦体神(けたいがみ)」という十二支の神を信仰する習俗があるのですが、大崎八幡宮は乾(戌亥)の守護神とされ、戌年・亥年生まれの人々に格別の崇敬を受けています。卦体神は江戸中期以降に始まり信仰されてきました。仙台卦体神は仙台城を築城する際に、城下の守神として各方位に干支と寺社を組み合わせ配置したとされます。私達には干支によって守り本尊とされる仏様がいらっしゃいますが、そちらと同じになりますね。子年…千手観音(十七日)丑年・寅年…虚空蔵菩薩(十三日)卯年…文殊菩薩(二十五日)辰年・巳年…普賢菩薩(二十四日)午年…勢至菩薩(二十三日)未年・申年…大日如来(八日)酉年…不動明王(二十八日)戌年・亥年…阿弥陀如来(十五日)仙台の中心部にも揃っていますから、地元の方などは卦体神めぐりも良いかもしれませんね。ということで国宝『大崎八幡宮』のご紹介でした☆人気ブログランキング  にほんブログ村 close

国宝大崎八幡宮と卦体神信仰