長野市にある信濃観音第16番札所の阿弥陀山 清水寺（せいすいじ）に到着しました。天平14年（742）行基が自ら刻んだ3体の千手観音の1体をこの地に安置したのが始まりで、延暦20年（801）坂上田村麻呂が蝦夷平定を祈願して、戦いの帰りに社殿を建立したと伝わります。室町幕府8代将軍足…… more 利義政が帰依し、七堂伽藍、33坊を連ねる一大霊場となりました。江戸時代には松代藩の由緒寺院として保護を受けました。大正5年（1916）の保科村の大火で伽藍を焼失した後、奈良の石位寺から迎えた二十数体の仏像を安置して再建されました。まずは観音堂へお参り…とはぁぁぁあ？？石段を行けども行けども終わりが見えてこない。これでは御朱印の時間（信濃観音は午後4時が目途）に間に合わないかも。気を取り直して、石段を下り、御朱印所に行ってみます。本堂鐘楼あちこち探して、ようやくお寺のかた（ご住職？）を見つけました。「観音堂まで歩いて20分かかるわ。車で上がって行けるから、車で行ったほうがいい。その間に御朱印を書いておきますよ。」木々に囲まれた石段の風情も味わってみたかったですが、歩いて往復していたら、御朱印の時間に間に合わないところでした(;・∀・)（秋は紅葉の名所だそうです。）自動車用の道を上がるも、結構な坂道で、歩いたら大変だったと思います。観音堂に、とうちゃこ！観音堂の舞台から。歩きでも最後はこの道ですこんな山の上にすっごく素敵な観音堂！行基が刻んだ3体の千手観音のうちの1体がご本尊です。寺紋は真田家ゆかりの六文銭なんですね。さて、ちょっと坂道を下ってみます。見えてきたのが…この光景！鉄骨で出来ていますが、懸造り！かっこええーー(ﾟ∀ﾟ)どーーんっ！圧倒的な存在感！何度も火災に見舞われた清水寺ですが、こんなに力強いお堂が建って復興していくさまは嬉しい限りです。下に降りて、御朱印を受け取りました。第16番札所なのは、江戸時代に信濃三十三観音が創設された時に、西国の京都・清水寺が16番札所であるのに倣ったそう。京都の清水寺が坂上田村麻呂ゆかりのお寺で、坂東の清水寺もそうでした。不思議ですね。さて、今日はこれ以上巡礼はできそうにないので、信州高山温泉郷の宿に向かいます。信州高山温泉郷 山田温泉 風景館さんでまったりしております 貸切露天風呂の「天空の小鳥風呂」、聞こえるのは渓流の響きと温泉の流れ出る音のみ。サイコーでした♨️ お食事もとても丁寧なご馳走尽くしで大満足てす pic.twitter.com/jYVT4GY0oh— もぐまま (@kamakuramogura) October 4, 2020 轟く渓流の音を聞きながら、150段の石段を下ると露天風呂だった♨️仙人の寝床という一枚岩。足湯だけと思って足を浸けたら深みにはまり、浴衣びちょびちょ 朝ごはん、きれいに撮れなかったけど、宝箱のような入れ物においしいおかずがぎっしり。ご馳走すぎます pic.twitter.com/IvR3QzODb4— もぐまま (@kamakuramogura) October 5, 2020 渓谷美の宿　風景館（10月4日参拝） close

かっこいい懸造りの観音堂 信濃観音 第16番札所 清水寺