今回訪れたのはこちら岡寺です。【所在】奈良県高市郡明日香村岡806【山号】東光山【宗派】真言宗豊山派【開基】義淵（伝）【本尊】如意輪観音【岡寺】東光山真珠院竜蓋寺は俗に岡寺と呼ばれる。天智天皇の御代、義淵僧正によって創建されたと伝え、西国観音霊場33ヶ所の第7番の札所として広く信…… more 仰されている。本尊如意輪観音像はわが国の塑像の中で最も大きく、また、体内佛といわれる金銅半伽像は白鳳の様式を示し、楼門・書院等と共に重要文化財に指定されている。旧寺跡は隣接する治田神社境内と推定され、附近より美しい葡萄唐草紋軒平瓦など白鳳時代の瓦が出土している。（岡寺 説明板より）仁王門より入山しまして、すぐに手水舎が見えてきます。岡寺さんと云えば花手水ですね。ガラスにビー玉。写真映えを考えてくれてるんでしょう。てか、それ以外置く意味がありません。溢れる彩。浮かべられているのは、ダリアがメインです。手水舎に吊るされているこちらは「華宝珠」と云うらしいです。何処かの二番煎じな気がしないでもないですが。岡寺さんが先だったならごめんなさい。本堂前にやって来ました。休憩所前にも鉢に華が浮かべられています。十三重石塔の下には龍蓋池。義淵僧正の龍退治。【義淵僧正】飛鳥を荒らす悪龍を其の法力により石の蓋をもって池に封じ込め改心させる。龍は善龍となり今もこの池に眠る。この池を龍蓋池と名付け、龍蓋寺（岡寺）の始まりとなる。（義淵僧正 説明書きより）本堂横は今はダリア園となっている様です。ダリア。お不動さんと紫陽花。参拝者に睨みを利かせます。平地での紫陽花は見頃を終えつつありますが、見れるのも少しだけ。三重宝塔と、そこからの、明日香。十三重石塔の横あたりから。奥院より先は進めないみたいなので、このあたりで岡寺のそぞろ歩きは終わりです。新型コロナウィルス感染拡大防止の為手水ができないこのご時世、手水を華手水にするお寺さんが増えてるみたいですね。華手水の序のお参りでも、お参りの序の華手水でもどっちでもいいと思います。何かをきっかけにお寺を訪れる。それが「ご縁」なんだろうと思います。にほんブログ村 close

岡寺の花手水と紫陽花