境内の木が気になった話（2021.6.26）＜コース＞ 【往路】梅田 → (大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行) → 千里中央千里中央駅(9：00) → (阪急バス北摂霊園行き) → 勝尾寺前(9：33) → 勝尾寺 → 勝尾寺前(11：31) → (阪急バス北千里行き) → 奥(1…… more 1：40) → 徒歩5分 → 善福寺 → 徒歩15分 → 帝釈寺 → 徒歩5分 → 外院【復路】外院 → (阪急バス) → 千里中央 → (北大阪急行・大阪メトロ御堂筋線) → 梅田宝生山 帝釋寺（高野山真言宗　摂津八十八ヵ所第五十二番札所）紫陽花越しに見る本堂　帝釈天参拝を済ますと後は帰路ですが、境内には種々の草木があってしばし観察。丁度、住職夫人が通られて、夫人；「ようお参りです。」和辻；「色んな紫陽花が植わっていますね。」夫人；「義母が花好きで、鉢植えを買っては庭に植えて育てています。」和辻；「鉢植えにしては大きいですが…。」夫人；「あそこのものは5年目位でしょうか？唯、花が終わった後の剪定を間違えるとうまく咲いてはくれません。」和辻；「剪定の選定がポイントな訳ですね。」 としばし紫陽花談義。南側の塀の傍の紫陽花群お話では中央が5年物だとか。紫色の蕚紫陽花これはスミダノハナビ(墨田の花火)これは本堂前の紫陽花これはテマリアジサイ（手毬紫陽花）？マジカルという品種とあるこれも墨田の花火？夫人；「植物に興味がおありなら寺務所の庭にナツツバキが、鐘楼脇にはなんじゃもんじゃの木もありますよ。」と仰り、木々を拝見しました。ナツツバキは一般には沙羅双樹と呼ばれますが、釈迦入滅した際の木とは別種とか。熱帯のインドと温帯の日本では植生も違って当然でしょう。　なんじゃもんじゃの木は別名ヒトツバタコ、かつて東京の深大寺で見ましたが寒い地域の樹種だそうで、当山では飛騨から貰ったとの事でした山門前から庫裏へと向かう道手入れが行き届いている庫裏の前庭前庭の鉢植え植物庫裏玄関から山門を見る寺務所前のナツツバキ手前と中央の2本。鐘楼脇のなんじゃもんじゃの木　それから書院玄関の生け花も拝見しましたが、書院の襖絵にも驚き。当山は札所ですが、観光寺院ではないので、まさに未知との遭遇でした。紀州の画家の作だそうで、皇紀2626年？と記されているようなので、昭和41年制作でしょうか？夫人；「今はこれだけの絵を描く人も居られませんし、経費的にも難しいです。」和辻；「龍の屏風もそうですか？」夫人；「あれは鐘楼の天井画でしたが、改築の際に移しました。」との事。改修・改築は不可欠ですが、残して欲しいものはきちんと残す気持ちが嬉しいです。　帰宅して調べるとここも「独自のHP」を作成されていましたが、そこには修行体験カフェの案内が。書院で30分程度写経か瞑想をした後、飲み物を頂くものですが、このような庭を見ながらの一服は一福の価値があるでしょう。玄関の生け花鶏の襖絵鴛鴦の襖絵かつて鐘楼の天井を飾っていた龍図境内の桜の巨木と奥に建つ本堂[参考書]大阪府の歴史散歩 上 大阪市・豊能・三島 (歴史散歩 27)新品価格￥1,320から(2021/7/30 20:09時点)摂津国八十八ヶ所めぐり新品価格￥1,650から(2021/7/30 20:10時点)ランキングにポチっと応援頂ければ嬉しいです！神社・お寺巡りランキング御朱印ランキングにほんブログ村にほんブログ村 close

箕面帝釈天（大阪府箕面市粟生外院）＜帝釋寺　その弐＞