ＪＲ王寺駅から全長１ｋｍほどのウォーキングコース、 「雪丸ロード」を散策してきました スタートはＪＲ王寺駅改札前から。 梅雨仕様の雪丸に見送られて一路「達磨寺」(だるまじ)を目指します さてその徒歩での行き方ですが、 スマホナビや土地勘などはまったく必要なく、 道路…… more についている雪丸の”足跡”をただひたすら辿って行けばいいだけ 赤丸で囲ったのが足跡で達磨寺まで案内してくれます。 これが「雪丸ロード」と言われる所以 足跡を辿っていくと川沿いに出ます。 風が吹き抜けて気持ちいい～と言いたいところですが、 日差しがとてもきつく暑すぎ・・・ 真夏の「雪丸ロード」散策の際は体調管理に十分お気をつけ下さい。 達磨寺まであと６００ｍです 橋を渡り大きな交差点に差し掛かった所になんかいます！ こんなところに「雪丸」がいたなんて知りませんでした。 この道はちょうど大阪からの玄関口(国道２５号)なのでお出迎えかな？ しかし夜中に見るとちょっとビックリするかも・・・ ＪＲ王寺駅・雪丸ミニプラザ・そしてここと、 私が知っている雪丸像は３体。 いったいあと何体の雪丸が存在しているのでしょうね 再び足跡を辿り王寺駅から歩くこと約１５分、 「達磨寺」(だるまじ)へと無事到着 写真を撮りながらの散策だったので実際はもっと早いかもしれません。 そんな私は１５分ほど歩いただけでもう汗だくです (くれぐれもバスもありますのでご無理なさらず) ちょろちょろと出る涼しげな手水で身を清め拝観へ。 こちらが達磨大師の墓と伝えられる古墳の上に築かれた「本堂」です その昔、聖徳太子が片岡に遊行された際、 一人の異人が道に伏して飢餓に苦しんでいたそう。 太子はこれを憐れんで衣食を与えましたがお亡くなりに・・・ そのことを悲しんだ聖徳太子は墓を作りましたが、 後日その墓を確認したら埋葬したはずの遺体は消え、 棺の上に太子が与えた衣服がきれいに畳んで置かれていたそうです。 世人はこれを達磨の化身だと云いこの棺上に達磨塚を整え、 聖徳太子御自刻の達磨の木像を安置したのが達磨寺の始まり。 重要文化財として木造達磨坐像・木造聖徳太子坐像などがあります。 そして本堂の南西に「雪丸塚」がひっそり (もとは本堂の北東に) 中央では聖徳太子の愛犬「雪丸の石造物」が鎮座。 像と台座を一石から彫りだしたもので、 ”おすわり”して巻いて尻尾と少し垂れた耳、 そして何と言ってもその穏やかな表情がいい～ 驚くべき言い伝えが”雪丸”は人の言葉が理解できてお経も詠むということ。 臨終の際には、 「自分を達磨塚の丑寅(北東)に葬るように」 と遺言したと伝えられています。 その聖徳太子の愛犬も、 今や王寺町のマスコットキャラクターとして大活躍していますが、 もとは達磨寺のこの「雪丸像」から誕生しました。 雪丸ファンは一度は訪れなければならないお寺です (私のスマホの待ち受けは雪丸です) もちろん帰りはすぐ前にあるバス停からバスで帰りましたよ(;^ω^) ＜おまけ＞ 絵馬も雪丸仕様となっていました 烏帽子と耳がなんか髪型みたいですね。 「今回の徒歩専用ルート」 ※約１ｋｍ、所要時間約１５分、画像の上が南で下が北です 【宝島社からのお知らせ】 ⇒ＵＶ対策グッズ２０１７ ⇒梅雨を楽しむアイテム特集 close

雪丸ロードを歩き達磨寺へ♪