7月に行ってきた三重の旅レポです。 三重県って、静岡県西部から程よい距離なので昔から鳥羽や志摩を中心に何度も行っていますし、また、ここ数年は縁あって毎年1月に伊勢神宮の正式参拝にも行っています。 しかし、伊勢神宮以外にも地元で人気の神社や歴史ある町並みや立派な城跡があると聞き…… more ・・・リサーチ そんなわけで、今回の目的は、今まで行ったことのない穴場スポットを中心に気ままにドライブひとり旅です。 まず向かったのは県北部にある 多度大社 (たどたいしゃ) 伊勢湾岸道の湾岸桑名インターから20分ほどで参道の大きな鳥居が見えてきます 多度山の麓にある神社です。 神社（お稲荷さんがある）横の駐車場に車をおいて境内へ。 多度大社は、天津彦根命（あまつひこねのみこと）等を御祭神とする歴史の古い神社です。 天津彦根命は、天照大神（あまてらすおおみかみ）の御子神。その縁から北伊勢大神宮とも呼ばれています。 境内では、神様の遣いであるといわれる神馬（じんめ）が迎えてくれます 名前は、「錦山」　←白馬のわりに名前はごっつい 餌やりもできます また、この多度大社では、5月に行われる 上げ馬神事 が有名。 若手の騎手たちが馬に乗って、2メートル近くの土壁を上りその年の景気や豊作を占うのだそうです。 さらに絵馬にも蹄鉄がついています 何から何まで「お馬さん尽くし」で、恐れ入りました～　 神楽殿 神楽殿横の参道へ 緑がいっぱいの清々しい空間。夏の日中なので人も少なめでゆったり歩けました。 が、何やら木や鉄パイプが組まれていて雑多な雰囲気に・・・ 8月の中旬に行われる提灯祭りの準備が始まっていました。 参道を進んでいくと左手に 美御前社（うつくしごぜんしゃ）の赤いお社 御祭神の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は天津彦根命の妹神 女性の病にご利益があるといわれています 於葺門（おぶきもん） 建て替えられたばかりのようなので伊勢神宮の遷宮と関係があるのかお聞きしたところこちらの神社では、遷宮のような儀式はないとのことでした。 この先、神域となります が、拝殿へ渡る橋もちょっとゴチャゴチャした景色になってます 頭上に提灯が並ぶようですが、明るく賑やかになる代わりに、社殿が見えなくなっちゃいますね 橋の先には2つのお社があります。 本宮・多度神社 橋を渡って左奥にあり、天津彦根命と他2柱が祀られています。 別宮・一目連神社 橋を渡ってすぐ、右側のお社には、天目一箇神（あめのまひとつのみこと）が祀られています。 天津彦根命の御子神です。 どちらの社殿も川沿い建てられています。特に本宮の社殿には滝の流れがあり、神々しい空間に感じられます。水の流れが間近にあるお社は珍しいですね。 お参りを済ませて、行きとは違うルートをたどると川に降りることもできました。 ここは、お清めの「御手洗所」でした。 今は、神楽殿横鳥居の手前に手水舎がありますので、そちらが主流になっているかと思います。 でも、ここも良い場所で、人もほとんどいない貸切状態 水からのパワーを直にいただきましたよ。 御朱印は神楽殿右の建物でいただけます。 左馬の印が入っています。 参集殿の外に展示してあった提灯（サンプル） これが、参道から社殿に向かってずらりと吊るされるんですね～ 8月のちょうちん祭りに向け、準備まっただ中の多度大社でした この後、南下して鈴鹿へ向かいます つづく 多度大社HP ランキングに参加しています。↓記事を読んで行ってみたくなりましたらクリックをお願いします にほんブログ村 close

三重の神社とお城をめぐる旅1～多度大社～