一対目  昭和時代の狛犬達昭和十一年（１９３６年）十月奉納石工  内藤慶雲内藤慶雲“ブランド”の狛犬達です。初代内藤慶雲は本名「留五郎」で、弘化三年生まれです。慶雲を名乗ったのは明治二十一年からであり、大正十四年に７９歳で生涯を終えました。その後後を継いだ息子…… more 達が慶雲の名を継いで銘を刻んだようです。初代慶雲作とは少し作風の異なる狛犬達です。少し高めの台座で見上げるような位置ですが、手水舎に椅子があったのでお借りして撮影させていただきましたw。ここから椅子に上がっての撮影です。二対目  明治時代の狛犬達明治 二十一年（１８８８年）十月奉納石工  内藤慶雲 初代内藤慶雲作です。初代内藤慶雲の特徴は狛犬の目だと思います。「目に表情が無い」と言うと語弊があるかも知れませんが、慶雲作の狛犬は皆このような目で彫られています。宇宙人をイラストで描いた時の目のように感じます。また、子獅子は意外とあっさり、と言うか、ふわっとした感じで彫るのも共通しているように思えます。三対目  年代不詳の狛犬達奉納時期不詳石工名不詳 本殿の両脇にいる狛犬達ですが、近づくことが出来ません。顔つきや尻尾の形状から１７００年代の特徴を有しており、一度近くで確認したいものです。四体目  年代不詳の狛犬奉納時期不詳石工名不詳 社頭前の弁天社脇にある庭の茂みに一体の狛犬がいます。小さくて持ち上げることが出来るサイズです。この狛犬には一回転してもらいました。木鼻太子堂八幡神社について・創建  文禄年間（1592～1596年）・祭神  誉田別命・鎮座  東京都世田谷区太子堂５－２３－５ close

太子堂八幡神社の狛犬達