◆基礎データ 主祭神 誉田別命（応神天皇） 足仲彦尊（仲哀天皇） 息長足姫命（神功皇后） 社格等 県社 創建延久元年(1069年) 本殿の様式神明造 例祭 日本三大山車祭「曳山祭」（4月12日～17日） 延久元年（1069年）、源義家公が後三条天皇の勅願を受け、京都の石…… more 清水八幡宮より御分霊を迎えて鎮座された「長浜八幡宮」、誉田別尊（応神天皇）、足仲彦尊（仲哀天皇）、息長足姫尊（神功皇后）を祭神とする古刹です。 一の鳥居 二の鳥居 拝殿 戦国時代には兵火により社殿のほとんどを焼失したものの、この地の領主となった羽柴（豊臣）秀吉により再興されます。このころから始まったといわれる祇園祭、高山祭と並んで日本三大山車祭に数えられる八幡宮の祭礼「曳山まつり」、初めての男子誕生を喜んだ秀吉が、領民に砂金を振る舞い、これを祝って長浜の町衆が山車を作って八幡宮の祭礼に曳き回したのがはじまりと伝わります。桜の満開の中に祭り囃子が聞こえ、絢爛豪華な曳山と可憐な子ども歌舞伎は全国からの観光客で賑わいます。 本殿（幣殿） 亀願石（願い通して矢） ボケ封じの宮・高良神社 新放生寺を神宮寺として豊臣秀吉の厚い加護のもと栄えた「長浜八幡宮」、最盛期には300寺坊を記録するほどになりますが、その後微衰を続け明治の廃仏毀釈により現在の規模になります。織田信長が攻め落とした浅井氏の小谷城、この戦に活躍した木下藤吉郎、領地と小谷城を信長から与えられ、始めて一国一城の大名となり羽柴秀吉を名乗ります。そしてすぐに要塞の地長浜での築城を進めていきます。領民に慕われた前領主・浅井長政の後を治めていく羽柴秀吉、正室ねねの意見で新たな課税を取り止め、領民の協力のもと長浜の地を安定させていきます。天下人へ駆けあがる秀吉にとってとても重要な長浜領主時代、やはり「ねねの内助の功」が光ります。さて、次なるも庭園を求めて市内の古刹巡り、再出発です。 放生池の庭園 池の中の島に鎮座する「都久夫須麻神社」 close

近江　長浜八幡宮　　2014/04/19