15:06冷水寺 発15:21西野薬師堂 着西野薬師堂ついに観音の里最後のエリア、西野へやって来ました～！西野薬師堂のバス停では、また沢山の人が降りました。それはお堂に全員入りきれないほどの賑やかさです！こんなに沢山の人がお参りに訪れて、きっと仏さまも嬉しいはず…西野薬師堂には、…… more 一木造りの十一面観音さまと薬師如来さま、そして十二神将のうち二体が祀られています。十一面観音さまはむっちりとした重量感と彫りの深い筋肉、そしてしなやかな腰の捻りがとってもセクシー！そのセクシーさは渡岸寺の十一面観音さまと通ずるものがあります！お隣の薬師如来さまを見てみると、あれ？薬壺を持っていませんね…一見、阿弥陀如来？とも思える来迎印を結んだお姿です…西野薬師堂へお引越しする前の泉明寺では、脇侍に日光菩薩と月光菩薩共に祀られていたそうです…と言うことは、阿弥陀さまの来迎の印を結んでいてもやはり薬師さん？？しかし、よく見ると手の色が少し違うんです。説明によると、この仏さまの手は生まれた時と違う印を結んでいるんだとか。修復される前は薬壺を持っていたのかも知れませんね…15:51西野薬師堂 発15:53正妙寺 着正妙寺開門時間の終わりに近づくと、徐々にバスの中も空いてきました。正妙寺へは、歩いてもさほど遠くないのですが、せっかく乗り放題なのだからバスで向かう事にしました！近い…たった2分で到着（笑）正妙寺の十一面観音千手千足観音さまは、前からずっとお会いしたかった仏さまでした。父から貰ったあの『見仏記』のイラストを見てから興味津々だったのです。一面に広がる田んぼ…民家の飼い犬も吠える事なくのんびり…バス停から正妙寺に行く途中の風景が一番癒されたスポットでした。観音さまがいらっしゃるお堂は高台にありました。二畳ほどの小さなお堂に千の手足を持つ観音さまが祀られています。先程の西野薬師の賑わいとは正反対で、参拝者はわたしだけ…『どうぞ、近くでお参りして下さい』お言葉に甘えてじーっと観音さまのお顔を見つめます！わっ！目が３つ！！なんと、額に切り込みが入った様なもう一つの目がありました。何かを訴えかける様な憤怒相…千足の足であちらこちらに駆け巡りながら人々を救済する、無我夢中の表情なのかな…とも感じました。16:23正妙寺 発16:26松尾寺 着松尾寺観音の里10ヶ寺目！これで最後のお寺となりました。最後の最後にふさわしいこの急な階段！！サンダルでは本当に危険な険しい階段でした…やっとの思いで境内へ到着！本尊は聖観音さまかと思ったら、なんと、十一面観音さま！宝冠で頭上の化仏が見えなかったのです。十一面観音さまはとっても悲しそうなお顔をしていました。なぜこんなに悲しそうなんでしょう、今日はお祭りなのに…向かって右手には不動明王、そして左手には毘沙門天が祀られていました。不動明王のメラメラと燃える火炎光背が印象的でした。『観音の里ふるさとまつり』に参加したのは今回が初めてでした。湖北に訪れたのも約１０年ぶりです。。。どのお寺へ行っても、観音さまのことをお話しする湖北の人々のお姿が輝いて見えました。やっぱり湖北って素敵だな・・・とても温かい・・・そう再認識した旅となりました。来年訪問するお寺は、もう既に決まっていますよ（笑）※こちらは、2011年8月に更新された記事です（^人^）にほんブログ村にほんブログ村 close

高月観音の里ふるさとまつり（西野薬師堂・正妙寺・松尾寺）