室生寺のインスタ記事に以下のようなお知らせが上がっていました。 〜〜〜室生寺からのお知らせ〜〜〜 ●弥勒堂修復の為に、奈良国立博物館へ寄託しております仏像の展示、公開が決定致しました。 国宝 「釈迦如来坐像」 重要文化財 「弥勒菩薩像」 ・期間：10月3日〜(公開終了日未定…… more ) ・場所：奈良国立博物館 「なら仏像館」 ●下記の像、4体も引き続き「なら仏像館」にて公開しております。 是非、合わせてお参り下さい。 鎌倉時代「十二神将 辰神 未神」 平安初期「二天像」(2013年に仁王門で発見された) #奈良大和四寺巡礼 #奈良室生寺 #女人高野室生寺 #寺 #宇陀市の国宝 #万緑の室生寺 #マイナスイオン #聖域 #奈良国立博物館 #なら仏像館 #四寺巡礼 #temple #japan #nara #muroujitemple #nyoninkouya 女人高野　室生寺さん(@murouji_temple)がシェアした投稿 - 2017 9月 27 7:49午後 PDT弥勒堂修復の為に奈良博に寄託されている国宝「釈迦如来坐像」と重文「弥勒菩薩像」が「なら仏像館」で公開されるというないようです。これは近いうちに仏像館にいかねばと思ていたところ、去年買った奈良博のパスポートがまもなく期限切れとなることに気づき、あわてて出かけてきました。（室生寺弥勒堂、2017年2月に撮影）普段は同じ弥勒堂内で祀られている両像も、仏像館では少し離れた場所で公開されていました。まず入館して右に進んだ先にある第2室には弥勒菩薩さんがいらっしゃいました。今回は厨子から出られているということもあってか、弥勒堂で拝見するよりも大きく感じます。また、お堂では素朴なつくりの像に見えていたのですが、今回近くで拝見すると、意外と細部の飾りまで細かく造り込まれているのに気づかされました。一方、釈迦如来さんの方は、中央の第6室にいらっしゃいました。こちらは土門拳が「天下一の美男の仏像」と称賛し、イケメンとして知られるお釈迦様です。こちらもやはり明るいライトのもとで拝見すると、堂内で拝見するのとはまた印象が違ってきます。角度によってはサッカー解説でおなじみの松木さんに似ていらっしゃる気もします。となると、美男子というよりは熱いオジサン・・・ということになってしまいますが、そう見えてしまったのは私だけでしょうか。いずれにせよ、普段と違った角度から拝見させていただく大変いい機会となりました。なお、この他にも室生寺の仏像は、第8室に二天王立像の2躯が、第12室には帝釈天坐像と十二神将の2躯（辰神と未神）が公開されています。それぞれ展示されている場所は離れてはいますが、一カ所に集めればちょっとした企画展ができてしまいそうなラインナップです。私自身、今回は他は流して室生寺の仏像を中心に観覧していたので、勝手に"プチ室生寺展"を満喫してきた気分になれました。奈良国立博物館（なら仏像館）　見仏メモ■住所：奈良市登大路町50番地■開館時間：9:30～17:00■休館日：毎週月曜日（休日の場合はその翌日、連休の場合は終了後の翌日）、1月1日■観覧料金：名品展　一般500円 （特別展・共催展はその都度決定）■駐車場：専用の駐車場なし（周辺の駐車場を利用）■交通：JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「氷室神社・国立博物館」下車すぐ　　　　近鉄奈良駅より徒歩15分■公式サイト：【奈良国立博物館】■今回公開されていた室生寺の御仏　・弥勒菩薩立像 － 重文、平安時代、木造、室生寺　・釈迦如来坐像－ 国宝、平安時代、木造、室生寺　・二天王立像 － 平安時代、木造、室生寺　・帝釈天坐像 － 平安時代、木造、室生寺　・十二神将立像（辰神） － 重文、鎌倉時代、室生寺　・十二神将立像（未神） － 重文、鎌倉時代、室生寺■地図　■関連書籍　　なら仏像館は「見仏記6 ぶらり旅篇」にて紹介されています。 close

プチ室生寺展!? なら仏像館で釈迦如来坐像、弥勒菩薩立像特別公開