こんにちは、、、。むかし遊んだ場所へ再訪すると、「あれ、こんな…だった？」と、その時に感じなかったことが、突然感じられることがよくある。今回のお話は和歌の浦から。若い頃は、とにかく背伸びして遊んだ。…ような気がする。国の名勝に指定されている「和歌の浦」に位置する片男波海岸は、その…… more 遊び場の一つとしてよく通ったものだが、それはただ夏限定で若者（女性）がたくさん集う場所へのあこがれだったような記憶がある。ほど近くに、国の文化財がたくさん残ることや、古くは万葉集のころから唄われるほど美しい景観には、まったく興味がなかった。しかし大人になった今は、それまで見向きもしなかった寺院仏閣や史蹟に興味を抱き、そこから望む風景を観て先人たち同様に何かを感じたりするようになり、少しは人間としての成長がこの私にもあるのか、っとガラにもなく思ったりもする。…ような気がする。さて、徳川家ゆかりの神社として日本全国に５００社を超える東照宮のなかで、紀州東照宮は関西の日光と称されるほど。本殿に続く侍坂（さむらいざか）とよばれる１０８の石段を上がれば関西随一といわれる朱塗りの豪華な楼門が出迎えてくれるのです。ご祭神はもちろん、「徳川家康」公と家康の十男で常陸国水戸藩、駿河国駿府藩をへて、紀伊国和歌山藩の初代藩主となった「徳川頼宣」の両公。ご利益は、◆心願成就の神様（開運・厄除・家内安全・商売繁盛・安産など）家康公の長い年月をかけて全国統一を達成されたことから、願いを持ち努力すれば、それを叶えてくれるとされている。◆病気平癒の神様家康公の神号の東照大権現は、薬師如来（東方瑠璃光如来）で病気を治してくれる神様として信仰されている。高台に位置する境内からふりかえり、楼門越しに見える和歌の浦の片男波海岸は若い頃に見たそれとは一線を画する景色が広がっていた。紀州東照宮の御朱印を目当てに訪問したが、隣り合うように祀られた天満宮へも「参拝しようか」っと気持ちになった。紀州東照宮073-444-0808和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-209:00～17:00--- Ferie編集室:中村彰宏 --- close

和歌の浦、紀州東照宮の御朱印、関西の日光と称されるわけ