御朱印帳については色々なサイトがありますので、詳しくはそちらで。 ここでは、私が買い求めて実際に使用してみた御朱印帳を使ってどのような種類や違いがあるのか紹介してみます。 まずはどのような種類があるのか 大きく分けて蛇腹式と和綴じ式、その他に私は持っていませんが、本のような体裁…… more のブック式があるようです。 左二冊が和綴じ式、右二冊が蛇腹式です。 ①蛇腹式 最初に一番一般的で馴染みがあると思われる蛇腹式 その名の通り二枚の紙を貼り合わせて作られていて、経典やアコーディオンのように蛇腹になっています。 私も最初に手にしたのは、この蛇腹式のものでした。 大きさは、小さいサイズ（11cm×16cm）と大きいサイズ（12cm×18cm）があります。小さいサイズはどちらかと言えば神社に多く、神社サイズと呼ばれることもあるようです。 「鎌数伊勢大神宮」と「善光寺」の御朱印帳 並べてみると結構大きさが違うのがわかると思います。 蛇腹式の多くは奉書紙と呼ばれる白い和紙ですが、中には鳥の子紙というクリーム色をした和紙を使用したものもあります。 紙質については、同じ奉書紙でも紙の厚さや質感などそれぞれです。 実際に手に取ってみたり、御朱印を頂いてみないとわかりづらいかもしれません。 ②和綴じ式 江戸時代の読み物や古文書のように和紙を紐で綴じたものが和綴じ式 私が持っているのは土佐和紙の御朱印帳です。 紙の色は和紙らしく、真っ白ではなく生成り 袋状の中にはもう一枚入っていて、墨の裏写りを防いでくれます。 サイズや作りは色々で左から、B5サイズ、A5サイズ、蛇腹式の大判サイズより一回り大きいサイズ、表紙もハードタイプの布張りや金襴から、昔の本のようなソフトな一枚紙の表紙まで どの御朱印帳も寺社ではなくネット販売で手に入れたものです。 私が持っているのは無地のものですが、「四国八十八箇所霊場」など巡る箇所が多い霊場の御朱印帳もこの形式のものがあります。 こちらは和綴じの中でも、紐で縛ってあり差し替え式のもの、バインダー式とも呼ばれています。 霊場巡りなどの御朱印帳が多く、予め印刷されている部分があります。 「東国花の寺百ヶ寺」の御朱印帳 お寺の宗派や御本尊そして所在地が印刷されています。 御朱印帳に直接、御朱印を頂ける場合と、予め書いたものに日付を書き入れて渡されることがあります。 書置の時は自分で差し替えるので、このように何も書かれていないのが手元に残ることになります。 ※東国花の寺百ヶ寺のHPを見ると、現在は表紙部分だけの販売で、各お寺で書置を頂くようになっているようです。 ざっと御朱印帳の種類を紹介してみました。 霊場巡り専用の御朱印帳を除けば、やはり自分の好みで選んで御朱印を頂いてみるのが一番としか言えませんね。 どの御朱印帳も、御朱印を頂けば自分だけの御朱印帳になります。 お気に入りの御朱印帳を携えて神社仏閣を巡りたいものです。 close

覚書～御朱印帳の種類