金剛宝寺護国院（こんごうほうじごこくいん） 【通称】  紀三井寺【宗派】   救世観音宗【山号】  紀三井山【札所・霊場】 ・西国三十三所 2【住所】   和歌山県和歌山市紀三井寺1201 【URL…… more 】   http://www.kimiidera.com/ ／ Facebook 2017年7月3日。和歌山にやってきました。これまでは南紀の熊野エリアしか行ったことがありませんでした。今回は県庁所在地である和歌山市を中心に寺社巡りです (´▽｀)まずは、西国三十三所観音霊場の2番札所、紀三井寺です。 正式名称は、紀三井山金剛法寺護国院というそうです。「紀三井」は山号なんですね。救世観音宗（真言宗系統）の総本山です。立派な寺号標。朝日が逆光でまぶしい…懺悔と招福の水場。紀三井寺の名の由来である3つの井戸の1つ「清浄水」だそうです。人間が誰でも持つとされる罪障を洗い流してくれるそうですよ。立派な楼門です。1509年に建てられ、その後1559年に修繕されました。楼門手前の受付で参拝料200円を払い、門をくぐります。楼門をくぐって左右にある塔頭寺院から参拝を。右手の穀屋寺。地蔵菩薩と聖徳太子を祀っているようです。誰もいらっしゃいませんでした。合掌。左手の普門院。七鈴観音（十一面観音）を祀っているようです。こちらも無人でした。合掌。いろんなお守りが並べられていました。では、いざ階段を！200段を超える階段です。…がんばって上りましょう。ちなみに階段は坂だったそうです。江戸時代の有名な商人･紀伊国屋文左衛門ゆかりの坂だそうで、この坂で玉津島神社の宮司の娘と出会い、結ばれ、宮司の出資金によるみかん船で大もうけしたという。いいなー( ・Д・)階段途中、右手にある「清浄水」です。紀三井寺の三井水の１つです。日本名水百選にも選ばれています。このまま横に進むと、「楊柳水」もあります。「吉祥水」だけは少し離れたところにあるということで…今回はパスで。階段を挟んで「清浄水」の向かい側（左手）にあるのが瀧本院です。こちらの不動明王は「波切不動」といって、弘法大師空海が帰国時に船が嵐にあうも、この不動明王が波を切り裂いて帰国させてくれたという伝説があるそうです。合掌。誰もいらっしゃいませんでしたが、書置きの御朱印があったので、こちらをいただきました。（お金は賽銭箱へ）瀧本院のとなりにある応同樹。紀三井寺を開いた為光上人が、龍王から授かったとされる木だそうです。さらに上って左手にある宝蔵院です。こちらも誰もいらっしゃいませんでした。合掌。※ちなみに、宝蔵院と応同樹の間を進むと、善寿院という塔頭があるらしいですが、全く気づきませんでした…右手にある松樹院です。祀られている厄除け大師は、私たちに代わって災厄を受けてくださるそうです。合掌。こちらでは、直接御朱印を書いていただくことができました（´∀｀*)長かった階段も、あと60段。普段運動していない私でも、息が切れることなく上ることができましたね。このつづきは、紀三井寺②へ。 【紀三井寺 塔頭寺院の御朱印】 上：瀧本院の御朱印「波切不動」（書置きをいただきました） 下：松樹院の御朱印「身代わり大師」 close

【和歌山】紀三井寺の御朱印①（参道途中の塔頭寺院）