復興する神々@八重垣神社の詳細

復興する神々@八重垣神社
秩父・仙台まほろばの道
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記事タイトル 復興する神々@八重垣神社
概要

「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」 2月頃に八重垣神社の言葉を何度か聞くようになり、 気になっていましたが、八重垣神社が山元町にあることは知りませんでした。 青巣稲荷神社の近くです。 最初、google mapで調べたら、大きな池の写真がストリー…… more トビューで表示されて驚いた。 山元町にこんな池があるの!?と思ったら、本山である島根県松江市の八重垣神社でした。 神話で稲田姫と素戔嗚が結婚したので、縁結びの神様として有名な神社だそうです。 ※鏡池の縁占い こちらにきれいな写真がのってますので、参考にしてみて下さい。 https://icotto.jp/presses/1682 八重垣神社は、もとは「佐久佐神社(さくさ)」とよばれていました。 青幡佐草日古命(あおはたさくさひこのみこと)というのが、 八重垣神社の宮司の始祖といわれます。 八重垣神社は、須佐之男命が八岐大蛇と戦うに際し、 奇稲田姫を隠した「佐久佐女の森」の故地であると。 佐久佐女の森は境内の裏にあるそうですが、 夫婦椿といわれる不思議な樹があります。 2本の樹がくっついていて、椿の葉も2枚が一つにつながった葉が出現しているそうです。 この森のエネルギーの引き合う力が強いため、 縁結びとなっているようです。 ------------------------------------------------------ さて、「青旗」をどこかで聞いたことあったような。 旗が秦さんになっているとかで、戦いの時に掲げる旗? あれは、戦いの旗ではなく、何かの印であるとか。 人類の印? 佐賀県伊万里市に青旗神社があります。 青巣も青だから、なんだか青が気になります。 八重垣神社はスサノオですし縁結びは良いのですが、 歴史は何度も繰り返すというように、繰り返している血筋に何かを感じます。 「神功皇后が三韓を征する時、まず神代の天の磐戸の神事に 青と白の幣が使われたことにちなんで、青幡、白旗をつくり、 左右の先鋒旗にされたという。 その後、後冷泉天皇康平6年(1063)、 鎮守府将軍の源頼義が八幡宮を鎌倉に勧請する時、 青幡を陸軍神、白旗を海軍神と定めて左右の摂社として奉鎮した。」 それが松浦党なんですね。 東北までやってきた可能性大ですけど、ネットは便利。 「松代松太郎著「東松浦郡史」というのを見つけました。(すごい書物です) http://www.geocities.jp/tamatorijisi/matuurasi.html 「二、民族上より見た松浦」の一部引用。 「松浦の原住民を考うるに、久米邦武博士はシナの*(門のなかに虫)淅地方より 朝鮮南部と、筑紫、出雲を一環として、此処に苗族系の民族が蟠踞していたとなされ、 (日本古代史第二章第三章 参照)白柳秀湖氏は北九州に勢力を持っていた民族は 黒潮に乗って遷って来た常世民族であるとなされている。 (民族日本歴史第十章乃至第十四章 参照) 而して此の常世民族はシナの*(門虫)越地方にいた苗族である。 斯くの如く此の松浦地方に多くの苗族が分布していたということは一般に異論の ない処である。されば朝鮮南部の韓人と松浦民族とは同種類であり、 松浦民族が神功皇后を輔けて三韓征伐の大業を翼成し奉ったことが了解されるであろう。 (詳細は第一編第二章第三章に譲る。)」 出雲と松浦党。。。 安倍総理の家紋が「立ち梶の葉」で、松浦党の家紋であるため、 安倍総理が松浦党の出身といわれていますが、実際どうなんだか。 ※立ち梶の葉 ちなみに、松浦氏の家紋は「三つ星に一文字」(オリオンの三つ星)でもあるのですが、 嵯峨天皇の後裔で、松浦氏の祖が肥前国松浦郡に住して松浦を名乗り、 同郡内梶谷に居を構え、諏訪神社を勧請したことから、 梶紋を用いるようになったと伝えている。(家紋サイトより) ニュースをみて思うのは、北朝鮮の問題がある中で、安倍総理が下りないのは、 そんな隠された理由があるのだと思います。 安倍総理があちらのルーツであるなら、 政界に居座り続ける理由がみえてきます。 それで松浦氏が星を意識しているのは、青巣稲荷神社の由来にあったように、 奥州藤原氏の家臣、岩佐八郎という方が登場してますが、 どうやら千葉県(上総)の安倍貞任討伐に関係するようです。 妙見信仰みたい。 「平常長へ馳せ参りし人々には、御一族中村小太郎常方、利根の五郎、岩富九郎、 船尾太郎、松丸七郎、本納三郎、坂尾五郎治、内田五郎、岩佐八郎、椎崎三郎、 船橋弥太郎、城平太、深町七郎、この外、雑兵ども二百余人なり。 これを引具して頼義の御幕下に属し、貞任の征伐九箇年の勲功に依り、 上総の国大椎の郷を下し置かれり。然れども、御座所は東の大友と旧書に見ゆ。」 (『千葉実録』) それが被災した地と繋がっているならば、 何を意図して、再びここに、柱を下ろそうとなったのか…。 安倍宗任の流れを辿ると、九州の松浦党で、それが鷹の羽の家紋なのだそうです。 これは阿蘇氏にもつながるね~。 で、これは上諏訪の家紋も同じ梶の葉なんですが、タケミナカタを象徴しているようです。 奥州藤原氏は、安倍氏を倒すために奥州征伐をしてきたように書かれている。 でも松浦党に関係するならば、諏訪神を崇拝していたわけで、 安倍氏と松浦党の関わり=鷹の羽、 奥州藤原氏・岩佐氏=妙見信仰。 と、思うのです。 まとめると、八重垣神社=佐久佐神社=青幡佐草日古命。 青旗=青旗・廣旗=松浦党=梶の葉=上諏訪。 旗が秦氏だとしたら、伏見稲荷神社=青巣稲荷神社。 ですから、山元町は、秦氏の旗かもしれないねえ。妄想ですけどね。 山元町は、麻?や蚕業をしていた場所ですし。 廣旗神社(高知県)は、青龍権現で八幡様です。 境内に、ワダツミの豊玉姫を祀っているんです。 廣旗神社もウカノミタマをお祀りしており、五角形の五柱があるそうです。 葉の線をみて何かに似てませんか? ※上諏訪梶の葉 ※角田:高魂神社 葉の線をみると、生命の樹に似ていますよね。 メノラー(七支刀)の形。 石上神宮にも七支刀があります。 http://www.isonokami.jp/about/c4_2.html 「旗」というのは、青や赤など五色の旗があったと思うのですが、 戦いの時に武士が旗の家紋を掲げる時に、敵が掲げる家紋が同じ一族とわかった時、 「あ、味方だ。」と思うのかね・・・。 旧小関家の武家屋敷(白石)へ行った時に、興味深い家紋と旗の図がありました。 家臣たちの旗指物が描かれています。 戦場で自分の働きが目立つようにと旗を背負って駆けまわったものらしい。 赤と白の旗は、源氏と平氏の色ですね。 一緒になっているということは、どちらでもある。という主張でしょうか? 赤と白は、源氏(白)、平家(赤)という意味もあります。 じゃ、青は? 百足や弓や九曜紋や北斗七星。。。自分がどこの星の生まれかわからなくなるね。笑 片倉家は、五色の旗を掲げ、自らの九曜紋を置き、北斗七星を掲げていた。 こちらも三つ葉と井。 片倉家の家紋の中にも、3つ葉があるんだよね~。 旗というと、政治に使われているふしがあるから、今はあまり好まれないけど。 諏訪から考えると、梶の葉を家紋としているのも、 樹があらゆる万物の創造主でもあったからでしょう。 八重垣神社に再び柱がたつのは、立派な松が残ったからだと思います。 しかし、この梶の葉の由来には、 『諏方大明神画詞』より 「桓武天皇御宇、東夷安倍高丸暴悪の時、将軍坂上田村丸、(中略)信州に到り給いし時、 伊那郡と諏方群(郡)との堺(境)に大田切と云う所にて、 先ず一騎の兵客参会す、梶ノ葉の藍摺(あいずり)の水旱(干)をきて鷹羽の箆矢(のや)を 負(お)い、栗毛なるうまにのりたり、(後略)」 藍摺とは、藍色で染められた錦絵のことで、 戦う時に、藍色で染められた梶ノ葉の衣服をきて、 鷹羽の矢を背負って栗毛の馬にのって戦ったという意味。 八重垣神社のルーツが、青幡佐草日古命という森の巫女であったとすると、 出雲よりは、諏訪に関係している土地の方が強いかもしれない。 鶴ヶ谷探訪で、諏訪が色濃いと思ったのはそれで。 桓武天皇の時代は、エミシ征伐が活発になってきた頃で、 諏訪大明神は、東北の陸奥へ向かうために、「押立御狩」という狩りの行事を 戦闘の軍神に転換されたと思うのです。 それは、シャーマニズムな力(霊的な力で相手を倒す)を頼るためでもあったでしょう。 本来、狩りとは動物を狩ることです。当然、儀式のための狩りであったり、 獲物をとらえるための狩りなのですが、桓武天皇が「蝦夷狩り」にしてしまったような話。 『諏方大明神画詞』にある儀式は、東夷安倍高丸を倒す時の軍武の姿に映っている。 安倍高丸とは、悪路王の名前とも言われます。(複数名あり) それは、諏訪の「押立御狩」も同様に、「贄を捕る儀式」として以下の内容がある。 「五月二日、御狩押立進発、行列常の如し、宮川の高橋を渡って前行旗二流(※本) 左梶葉・右白、雅楽(がこう)黄衣に行騰(むかばき)をは(履)きて是をさす、 次に五官布衣浄衣六神使(※6人のおこう)赤衣以上下﨟(げろう)を先とす、 次に引馬数十疋(匹)此を引く、 次に大祝梶葉藍摺(あいずり)・鷹羽・箆(の)矢・菅笠・同行騰、 垂迹の行粧(ぎょうそう)を表すなり後騎氏人水干・折烏帽子 ・狩装束歩行の僮僕(どうぼく※年少の神官)済々(せいせい※多くて盛んな様)也(以下省略)」 といったように、本来、藍摺の鷹羽の矢は、狩りの儀式であった。 そう考えると松浦党も海民ですが、諏訪が入りこんでいる所に謎があります。 諏訪は、征伐の目的で陸奥へきていたわけではない、と。 タケミナカタの家紋からみれば、敗者側でもある。 逃れてきた側ですよね。 勝った方は、タケミカヅチで、宮城県に鹿島神社が多いのは、 そんな意図があるのかもしれない。 その諏訪と鹿島の間にいる(仲介)ために祀られているのがフツヌシの剣(石上神宮)というのは、 なるほど~と思うのです。 「蝦夷狩り」と「御狩」は、大きな違い。 その認識を、ここでひとつにするしかないのだな。 御狩は、鹿を射止めます。 鹿狩りの様子を儀式にしているのが、関東の獅子舞と東北では鹿舞。 獅子と鹿。獅子とユニコーン。 鹿がなぜかユニコーンに。 むむむ・・・何が言いたいのかな。笑 だから結局また、八重垣神社のルーツも鶴ヶ谷と続いていて、 弘安の役という話が繋がってしまった。 鎌倉時代、岩切城や鶴ヶ城が建てられた時代に繋がる話。 いろんな海民が登場してわからんっ。 今度は、松浦党かよっ。 てなことで、やっぱり海は海で繋がるのだね。 全然、まとまらず・・・。 妄想するに、 志賀神社からワタツミや安曇氏があり、札幌でも長野の安曇野が繋がり、 山元町でも諏訪のタケミナカタの家紋が繋がる。 と、いうことは、松浦党は安曇氏と関係していたわけで、阿蘇氏などの九州が発祥となる。 だから、熊本から御神輿がやってくるのです。 九州からやってきた海民は、山元町にもきていた。 そして、被災地と柱を繋げてくれている。 そう考えると感動的な話で、何が感動かって、 そのやまちゃんの先祖は松浦党の里生まれですから。 (*゚∀゚)うひゃ。 そりゃ、やまちゃん、山元町でボランティアするよね~。 このことを伝えたら、驚いてましたけど、とーっても喜んでました。 もちろん、先祖も喜んでますから。 なるほど、こういうことか。 過去と現在を繋げて、未来は天に委ねることにした。 それでスサノオさんはどこいった? きっと、アワの穂と同じように、ここでもすくすく成長していくのです。 そしていつか鎮守の森になった時に、新しい世代の人たちが語り継いでいくのです。 山元町いちご農園の方。 close

復興する神々@八重垣神社
サイト名 秩父・仙台まほろばの道
タグ 東北地方の伝説(宮城県) 神社
投稿日時 2018-03-29 02:00:04

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