『邪馬台国ラプソディ』 聖地巡礼 14 美々津港と立磐神社の詳細

『邪馬台国ラプソディ』 聖地巡礼 14 美々津港と立磐神社
瑠璃の星☆彡
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記事タイトル 『邪馬台国ラプソディ』 聖地巡礼 14 美々津港と立磐神社
概要

2018/3/14(火)~3/20(水)に旅してきた小説『邪馬台国ラプソディ』 の聖地巡礼レポートです。------------------日向灘の大御神社を参拝して柱状節理の亀さんたちと、石窟の昇り白龍さんに圧倒されました。 (;''∀'')私たちは、海岸線をさらに南へドライブ…… more しました。到着したのは、美々津の港です。美々津港は、神武天皇の東征出立の地として知られています。ゆかりのある立磐神社へ参拝いたしました。港の入り江に鎮座されています。立磐神社なだけに、注連縄が張られた岩が、たくさん祀られています。あっちにも、こっちにも。大きなI磐座のそばには、これまた大きな御神木が聳えています。とても印象的な御神木。この磐座は大切な存在なのでしょう。樹木は大きく成長して、磐座を、まるで我が子を護るように、抱きしめるように枝葉を伸ばしているようにも見えませんか?まるで相思相愛のように見えるのでちょっと感動しました。どの角度から眺めても、お見事ですね♪ (^o^)根っこの奥には、小さな朱い鳥居が見えました。こちらにも感動。 (*´▽`*)御祭神底筒男命(そこつつおのみこと)中筒男命(なかつつおのみこと)表筒男命(うわつつおのみこと)神武天皇(じんむてんのう)立磐神社の御由緒を記しておきます。美々津は神武天皇のご東遷の際、お船出の地として顕彰されてきました。立磐神社創建は、この時、航海の安全を祈念されて、この埠頭に海上守護神である底筒男命、中筒男命、表筒男命の三柱の大神を奉斎したこに因みます。第十二代景行天皇の御代に創祀されたと伝わっています。永禄の頃(1558~1570)より地頭の崇敬があり、祭礼神事行事も整い殷盛となっていました。しかし、天正六年(1578)、大友氏と島津氏の耳川の合戦で、宝物や貴重な文献記録等が烏有に帰してしまったそうです。再興を繰り返して今に至るようです。往古より立磐権現あるいは、立磐大明神と称されてきました。明治初年に立磐神社と改称。金鵄?金色の鳶かな。不死鳥・孔雀・鳳凰にも見えますがどれも神武天皇を象徴する瑞祥鳥のように思えます。境内には、ほんとうにいろいろな磐が配置されていますが、とくに重要な磐には鳥居と瑞垣が張り巡らされています。こちらがその磐です。神武天皇の腰掛岩神武天皇は、美々津の海を眺めながらこの岩に腰掛けて、東征の陣頭指揮をとったと伝えられています。神武天皇は立ったまま綻びた軍服を繕って着ていた・・・ということでここは、立縫いの里とも呼ばれているそうです。小さく思える出来事でも、伝説になるんですね。だからあちこちで聖蹟となり、各地で神社などもできて後の世まで顕彰されていくのですね。神武天皇 美々津港 お船出の際の歌日の草の  赤が美栄えて  とことわに  瑞穂の国は  栄えまつらむ神武天皇自ら「おもと」を鑑賞され、おもとの雄大な葉緑素の強い葉姿におもとが大地にへばりついた根元に赤い実栄え横には数限りない繁殖したおもとの姿を観て、我が瑞穂の国を、おもとに託された歌と思われます。   赤い実の植物が、巨大な磐座から、見え隠れしていましたが・・・おもとが実を付けていたのでしょうか。立磐神社のそばには、神武天皇御親率の東征 水軍御進発の聖地があります。「日本海軍発祥之地」碑建立 昭和17年(紀元2602年)9月10日復元 昭和44年(紀元2629年)9月12日【建立・復元の経緯と碑文の由来】日本海軍は、天皇が統帥された海軍でありました。このことから国が、神武天皇御親率の水軍が、はじめて編成され進発した美々津の地を「日本海軍発祥之地」と定め、紀元二千六百年記念事業の一環として建立されました。碑文の文字は、時の内閣総理大臣海軍大将米内光政閣下の揮毫により、碑面に刻記されたのであります。この碑は、大東亜戦争の終戦直後進駐米軍によって碑文が破壊されましたが昭和44年に至り地元有志の強い要望により、防衛庁(海上自衛隊)などの協力を得て、現在のとおり復元されたのであります。平成4年9月12日      「日本海軍発祥之地」  碑顕彰保存会海軍両爪錨【海軍両爪錨・展示碑文】当地は、神武天皇が大水軍を編成され、御親率されて御東行の御船出をされた日本海軍発祥の地と伝えられている。昭和15年(1940)には、皇紀2600年記念を祝い、日本海軍協会、大日本海洋少年団、大阪毎日新聞社主催により、軍船「おきよ丸」を造船し、この美々津港から大阪中ノ島まで神武天皇東行の聖蹟を巡航し橿原神宮に神楯を奉献した。この日を記念して企画された「日本海軍発祥の碑」の建立と「両爪錨」の製造が昭和17年(1942)に実現したのである。爾来、この錨は、太平洋戦争から戦後の混乱期を経て昭和27年(1952)に創設された海上自衛隊のご厚意により、生誕地である日本海軍発祥の地に帰還したことは、日本海軍史の象徴といえるこの錨と神武天皇御船出の地の奇しき因縁を感じるのである。私たちはここに、我が国の平和と安全を希求し、国民の財産と生命を守るため日夜、刻苦精励されている海上自衛隊の一層のご発展を祈りながらこの錨を恒久の平和のシンボルとして世界中に発信して行くことを誓うものである。平成14年11月吉日神武東征の「おきよ丸」「おきよ丸」の上では旭日旗が掲げられています。美々津の港は、神武天皇の御代では御船出の地でありましたが、今上天皇(明仁さま)の現代では、平和への祈りが成就する終着港でもあります。倭国~日本国までの、これまでの歴史の波を乗り越えて、いま、私たちが生きるこの時代に、軍用船は宝船に変えてひとつに統合していく新しき御世が訪れようとしています。なかきよの  とおのねふりの  みなめさめ  なみのりふねの  おとのよきかなホツマツタヱの中でも「目覚めよ」 と伝えられています。美々津の港町を歩きました。どの屋敷も、郵便受けが「おきよ丸」です。可愛いです。 (≧▽≦)古い街並みでありながらも、統一感があって、とても綺麗です。ちょうど、梅が花開いて、桃も桜も蕾を付けていました。良い時期に訪れたなぁと思います。立磐神社周辺は、美々津の重要伝統的建造物群の保存地区になっているそうですがもともと、古い歴史を持つ港町で、中世には集落が営まれていたと考えられています。江戸時代になると、高鍋藩の商業地として重視され、藩主・秋月氏もこの港を参勤交代に利用していたそうです。江戸時代から明治時代の平入・妻入建物が数多く残されているそうで・・・こちらの御屋敷が、そんな造りなのかな?建築には詳しくないので、ちょっと目を肥やしていきたいです。(''◇'')ゞわぁ~ ほんとに、江戸や明治っぽいですね。\( 'ω')/そして季節はお雛祭りのシーズンです。たくさんのお雛様の展示。大事にされているのが良く伝わります。°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°美々津の町で、もうひとつ興味深かったことは、私の生まれ故郷の出雲にも、こちらと同じ地名がたくさんあったことです。私の故郷・・・それは、『出雲国風土記』でいうところの出雲国楯縫郡(いずものくにたてぬいごおり).という地なのですが 愛宕・東郷・西郷・・・同じ名の町があります。しっかり被ってる。立縫の里=楯縫郡美々津=三津 とかもかな? もしかして土地自体がよく似ていたりするのかも・・・いろいろ調査してみたいですネ。訪れる先々で、発見がたくさんの旅です。楽しいです♪ close

『邪馬台国ラプソディ』 聖地巡礼 14 美々津港と立磐神社
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タグ 神社 邪馬台国ラプソディ 聖地巡礼
投稿日時 2018-03-29 02:20:06

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