秩父三十四観音第十八番札所 白道山 神門寺（ごうどじ）にやってきました。秩父の中心地からも近い、国道140号に面したこぢんまりとしたお寺です。元々は修験道のお寺で神戸山長生院といい、今宮坊（ブログ記事）に属していました。江戸中期寛政年間に焼失し、観音堂のみ再建されました。観音堂は…… more 当地の名工、藤田若狭の手によるものと伝わります。本尊は聖観音菩薩立像。両手に蓮華を持つ珍しい像で、室町時代の作といわれます。不動堂蓮華堂蓮華堂には釈迦三尊を始めとする9体の仏像が安置されています。ニコニコ地蔵尊本堂の扁額扁額は、当地小鹿野の出身で細密彫刻の根付師、森玄黄斎（もりげんこうさい）の揮毫・彫刻のものです。観音霊験記昔、ここは神社で大きな榊があり、枝が左右から結び合って楼門のようだったことから神門と称したといいます。後に神社が廃れ、里人が再建しようとしたところ、巫女を通じて寺にせよというお告げがあり、観音菩薩を祀ったということです。本堂正面に「回廊巡り←」という案内が出ており、行ってみます。本堂の裏が1段低くなっており、たくさんの仏像が祀られていて・・・本堂の観音様とつながったお手綱が下がっていました。ここで観音様とご縁を結ぶことができます(*^^*)御朱印をいただこうと納経所に向かうと御朱印の書き手さんのほうから声を掛けられてしまい・・・もぐまま、お寺のかたから声を掛けられるとドキッとするのです(^^;)（別に悪いことはしていませんが、お寺の中をあちこちウロウロするので怪しまれて（汗）。）「回廊でもう一人、いらしたでしょう？お連れのかた？」「はぁ（汗）。主人ですが・・・」「その人の干支、当ててあげようか。子でしょう、子年！」「え、ええー。どうしておわかりになるのですか？」まじ、びっくり！外見で？えぇええ？わかるかなぁ(;・∀・)「いやあね、回廊の一番手前の仏像が千手観音で、その人がえらく丁寧に拝んでおられるのがここから見えたんですよ。千手観音は子年の守り本尊でしょ。だからきっと子年だろうなと」もー、尋問を受けているみたいで大汗(＾◇＾)もぐぱぱが、パトロン・ブッダ…守り本尊にお願いするなんて、そんなせこい信心深いとは思わなかったなぁ。そしたら、記念に写真を撮ってあげましょう、と、わざわざ納経所から出てきてくださって、本堂前で我々ふたりを撮影してくださいました(*'ω'*)御朱印をいただきました。 close

回廊のお手綱で観音様と結縁 秩父観音 第18番 神門寺