鎮座地：栃木市総社町御祭神：倭大物主櫛 玉命配　 神：大山祇命・木花咲耶姫命・瓊瓊杵命・彦火々出見命境内社：室八嶋（筑波神社・天満宮・鹿島神社・雷電神社・浅間神社・熊野神社・二荒神社・香取神社）・福神神社・大杉神社・右門社・左門社・祖霊社・神宮・護国神社延喜式内社。しかし式社・大…… more 神社は大平山神社とする説もあり。崇神天皇の皇子豊城入彦命が勅命を受けて東国治定の時、大和三輪山の大三輪大神を当地室八嶋の琵琶島に勧請したのがはじまりと伝わる。下野国府の近くであり総社として「総社六所明神」「室八嶋明神」「下野総社大明神」とも呼ばれていた。天慶２年（939）に平将門に攻められ被害を被るが、藤原秀郷により再建される。天正１３年（1585）には、皆川広照が北条氏との合戦の時、皆川氏が当社に立て籠もったため焼き討ちに遭い、社殿・楼門・社宝等がすべて焼失し荒廃してしまう。その後徳川家光の命により天和２年（1682）に現在の社殿が再建される。その後荒廃するが、大正後期に大改築が行われ、現在の場所に社殿が遷座された。平成１７年に不審火により社務所が焼失。平成１９年に現在地に再建。 上：拝殿。　下：境内社・神宮歌枕の「室の八嶋」で有名だが、実際には神社よりずっと南にあり、現在も場所が特定できていないと聞いたことがある。しかし、古来より名が知れていた場所には違いない。「不思議な水煙（水蒸気か）」が立つ風景であったらしく、聞くだけでも何とも神秘的だ。調子に乗り一句ひねろうと思ったが、思っただけで終わってしまった。また、神宮の案内板に「この他、神社を廃殿した折り、行き場のない御祭神が数体納められている。」とあり、なんとも切ない気持ちになってしまった。→　御朱印　 close

大神神社