『天台寺（岩手県二戸市）』 『天台寺（二戸市浄法寺町）～其之弐』 『天台寺（浄法寺町）～其之参』 『天台寺（二戸市）～其之肆』 『天台寺（岩手県） ～ 其之伍』 『天台寺（二戸市） ～ 其之陸』 『天台寺（浄法寺町） ～ 其之漆』 『天台寺（岩手県二戸市） ～ 其之捌』 『天台寺…… more （岩手県二戸市） ～ 其之玖』からの続き。 地図によると月山神社から直接伝長慶天皇御墓へ行く道がありますが、私は一旦毘沙門堂まで戻ってきました。 毘沙門堂横にある神水の池。草でちょっと見えにくかったです。 神水の池…『古くからこの池の周辺はよく清められ、池中には神水を深く湛えていて、参詣人が黙念して「おひねり」を投じ、その吉凶を判断する場所であった。』 神水の池の横に金剛社。 金剛社内。大日如来坐像（智拳印・蓮華座・二重円光）。 毘沙門堂から伝長慶天皇御墓へ向かうには月山神社と反対側の道へ進みます。 普賢堂。 想像以上の末社数ですね。すべて参拝する方は相当小銭を持ってきた方がいいかも。 普賢堂内。 こちらはくずし字のため平成生まれの私には「塚」しか読めず。 紀年銘は平成20年5月吉日…平成かいっ！ 伝長慶天皇御墓入口の案内板が見えてきました。 110mの上り坂です。 伝長慶天皇御墓。 伝長慶天皇陵…足利幕府と対立した後醍醐天皇の孫、南朝の長慶天皇の墓と伝えられています。その葬列が始まりとされる天台寺の神輿行列は、本堂の周りを静かに3周するという特殊な形式です。 ちなみに天皇は譲位後に南朝勢の協力を求めて、各地を潜幸したという伝説があり、全国に御陵伝説地が点在しています。 伝長慶天皇御墓に月山神社への道がありました。150mのようです。やはりこちらの方が近いですね。 伝長慶天皇御墓入口の案内板まで下ってきました。先に進みます。 稲荷社。 稲荷社内。 大日堂は標柱のみ。 蔵王堂。 蔵王堂内。木造蔵王権現立像。 天神堂。 天神堂内。 一王子堂跡。 一王子堂跡…『一王子堂については詳らかでない。堂の側面の道路は旧桂清水及び祓川（長流部川）に通じ、別名福岡通り又は裏門ともいう。』 道は本堂を一周している感じです。 白山堂。 白山堂内。棟札（昭和58年5月5日）。 馬頭観音堂。 馬頭観音堂内。 恵比須堂は標柱のみ。 北白川宮成久王殿下御台臨紀念碑（大正4年9月1日・侯爵西郷従徳謹書）。 山王社。 山王社内。ってことで本堂を中心にぐるっと回って鐘楼堂付近まで戻ってきました。 長きに渡りお読み下さった皆様、ありがとうございました。これでも内容的には結構大雑把に書いたつもりです。ちなみに今回のルートと現在地。 これまでの記事とその位置。また訪れてみたいお寺でした。 close

天台寺 （岩手県） ～ 其之拾