東大寺と興福寺に行く際の参考資料として、２つの寺の仏像を中心にまとめてみました人に説明するためのもので、ワードに打ち込んだものをコピペしたために、なんとなく読みづらくて、ブログ仕様に改めようとしましたが、うまくいかず、見苦しい場所が多々あるかと思いますが、少しでもご参考になればと…… more 思います以下↓です天平１３（７４１）　聖武天皇、仏教による鎮護国家を目指し全国に国分寺国分尼寺建立の詔を出す 　　　　　　　　　　近江紫香楽宮の近くに甲賀寺を開き大仏造立工事が始められる       大仏造立工事も平城京   の外京東山に 　　　　　　８月　　工事着手 天平宝字４（７６０）頃まで、主要堂塔の造営終わる 　　　　　　　　　　　諸国を行脚し勧進。源頼朝の協力な支援を得て復興事業を推進 宝永６（１７０９）　公慶上人勧進、徳川幕府の助成と大衆の協力を得た復興により、 南大門ヒノキの寄木造、彩色。瞳には鉛ガラスをはめ込む。・制作年代　　　７月２４日から１０月１３日（開眼供養）までの、７０日間で造られた。（作風から） 阿形 吽形 は③そのため、阿形には快慶の作風が、吽形には運慶の作風が色濃く出た。 月16１．制作年代　　　⑵　作風などの観点から、制作順は２．『日本霊異記』中巻二十一話との一致⇒現在、本像の右ふくらはぎには塑土が欠けている箇所があり説話とのかかわりを想像させる。　　　⇒この伝説に基づき厨子の全面左右の柱に火袋に蜂の姿をあしらった灯篭が懸けられている。 雑密経典『不空羂索経』の教説に従い、鹿皮衣（ろくひい）をまとい、三目八臂。　制作年代には諸説あり。いずれにしても天平盛期の代表的作例。国宝、脱活乾漆像、彩色、漆箔、梵天４０２．０㎝、帝釈天４０３．０㎝、天平時代梵天　　バラモン教における世界創造の原理「梵」を人格化した神　本尊よりも大きいため、本来の脇侍を疑う説もあるが、左右対称の構成や作風からみて一具のものとみて差し支えない。但し、制作時期は本尊よりやや遅れると思われる（大橋）。梵天・帝釈天と同じく、本尊と一具。㎝、吽形　３０６．０㎝、天平時代法華堂の本来の安置仏は、梵天、帝釈天、四天王像、金剛力士像の８体と不空羂索観音像とみられる。しかし不空羂索観音像には造形感覚の違いがみられ、制作時期や作者が違うと考えられている。 国宝、旧法華堂所蔵、塑像、彩色、截金、伝日光２０７．２㎝、伝月光２０４．８㎝、不空羂索観音像は脱活乾漆だが、伝日光・月光は塑像で材質が異なり、像高のつり合いもとれないことから、三月堂に安置されていた時代も、他堂から移されたものと考えられてきた。像容から、梵天・帝釈天の一対と考えられる。国宝、奈良時代（8面のうち4年（７５２）大仏開眼当初とする説、天平宝字以降とする説がある。戒壇堂国宝、塑造、１６０．５㎝～１６９．９㎝、天平時代現在の四天王像は天平時代の最高傑作といわれる像であるが、江戸時代に他の堂から移されてきたもの。もとの場所、移された時期は不明。 後方（北）に広目天、多聞天 　　　多宝塔     四天王の見分け方 「じ・ぞう・こう・た」とおぼえる。 　多聞天は一体だけ独立すると「毘沙門天」となる。北方を守る。 　　持国天・増長天　　両手を低く構える　　持国天・増長天　　瞋目決眦の忿怒相、持国天は緑色、増長天は黒褐色のガラスを入れる　⑶着甲　⑷邪鬼の向き（左右たすきがけ）開山堂　天平勝宝4　宝亀４年（７７３）没　85　ヒノキ、一木造り、内刳りなし重源上人坐像歳で大勧進職についた。　興福寺 天智８（６６９）　藤原氏初代鎌足の妻鏡女王が鎌足の発願になる仏像を安置するために建立した山階寺に始まる⇒飛鳥にうつり厩坂寺と称される 養老４（７２０）　不比等没。その後、朝廷の力で、諸堂建立。 五重塔（７３０）、西金堂（７３４） 　　　　　～初期造営、完了～ 明治時代の廃仏毀釈で、鎌倉再建の食堂と細殿が壊され、五重塔（現国宝）も売却、焼かれる寸前。 国宝館西金堂に安置されていた像は、南都焼き討ちの際に焼失。現存は再興像。国宝、木造、彩色、天燈鬼７８．２㎝、龍燈鬼７７．８㎝、鎌倉時代天燈鬼　肉身は朱、 ３．板彫十二神将像４．仏頭昭和１２年、東金堂の解体修理の際に本尊薬師如来像の台座の下から発見された。 石川麻呂は、皇太子（のちの天智天皇）暗殺を企てた罪で大化五年（６４９）に自殺に追い込まれた。無実の罪が明らかになってから後、寺の造営は天武７年（６７８）に石川麻呂の孫娘の持統天皇と夫の天武天皇によって継承され、講堂本尊は天武７年（６７８）鋳造開始、１４年に開眼供養。国宝、脱活乾漆、彩色、天平時代、１４４．３㎝～１５２．７㎝６．千手観音立像　　　ヒノキ、寄木造り、玉眼、漆箔。（西金堂参照） 本尊薬師如来。何度も火災にあい、現在の堂は室町時代の再興。『維摩経』　中インド毘舎離国に維摩と言う長者がいて、在俗の身ながら菩薩行を修め神通力をもっていた。維摩が病気で倒れた時、釈迦の命令で見舞いに来た文殊菩薩との間で、さまざまな法論が戦わされ、その場面を表したもの。２．十二神将像３．日光・月光菩薩立像　　　『興福寺流記』によれば、一周忌にあたる天平６年（７３４）完成した西金堂内には、丈六釈迦如来像を中心に脇侍菩薩２体、羅漢１０体、羅睺羅・梵天・帝釈天・八部神王・獅子形２体からなる釈迦集会像が安置された（このうち現存は、羅漢１０体と、八部神王にあたる十大弟子、八部衆のみ）。　　様式技法は十大弟子とほぼ同じ。同じグループの仏師による制作。・再建された西金堂は、平成30大橋一章・森野勝『大和路のみ仏たち』グラフ社、２００９、１５００円 close

東大寺と興福寺の仏像