←目次 　２００６年１月２７日から毎日更新しています。 ※写真は全てクリックで拡大します。 本日（12月17日）が最終日の嵐山花灯路の後半です。渡月橋から長辻通を北に行くと、嵐電の駅前にある「嵐山昇龍苑」の入口から奥庭まで和傘がライトアップされていました。昇龍苑は京漬物だし茶…… more 漬け、湯豆腐などのお店で、花灯路の協賛事業だそうです。 下は私がときどき利用する「嵯峨とうふ稲　本店」　天龍寺の前にあり、見晴らしのよい2階で様々な御膳がお手頃な値段で頂けます。少し歩いたところに北店もあります。 竹林の小径に入ると、最初は大変混雑していて道端の露地行灯の写真が撮れません。 しばらく歩くと、「野宮（ののみや）神社」があります。平安遷都後の800年頃に建立され、伊勢神宮の斎宮に選ばれた皇女が1年間ここに籠って精進潔斎する習わしがありました。 最新は天照大御神で、縁結びのご利益があるとされます。 源氏物語の「賢木」の巻の舞台とされ、授与所の横から奥に入ると、嵐山をモデルにした苔庭や歌碑、いくつかの摂社があります。 野宮神社から竹林の径が分かれ、大河内山荘の方は一方通行になっていました。また、ここから引き返す人もいて混雑が少し緩和されました。 この露地行灯はロームのLED電球を使用して、あたたかみがあり、陰影が日本情緒豊かに散策路を照らしています。 天龍寺の北門を過ぎると、両側が背の高い竹林で囲まれます。このあたりは途切れなく人が歩いていて、露地行灯が見えません。 散策路の所々にボリューム感のあるいけばな作品が展示されていて、「ロームが灯す灯りと花の路」と呼ぶそうです。竹林の径は大河内山荘に突き当ります。そこは一番高い場所で、今歩いてきた道を遠くまで見下ろすことができます。 大河内山荘の前から嵐電嵐山駅の方に下ると、「小倉池」があります。左にある小倉山には藤原定家が百人一首の選定を行った時雨亭がありました。右が散策路、左は御髪神社。 「御髪（みかみ）神社」は、日本で唯一の理容・美容など髪の毛の守護神を祀る神社です。 池から少し歩いたところに人形作家の森小夜子さんの喫茶・ギャラリー「アイトワ」があります。雰囲気がいいお店ですがもう閉まっていました。 常寂光寺が夜間特別拝観をしていました。「常寂光寺」は、山号を小倉山という日蓮宗の寺院です。今日はお寺の説明は省略します。 途中に立派な仁王門があります。 山門をくぐると正面に本堂に行く石段、右手にすこしなだらかな坂道があります。おそらく、石段から上り、坂道を下るように考えられていると思います。 石段の上から、仁王門とその向うに市内の明かりが見えます。ここからは紅葉が美しいところです。 「本堂」　3年前に修復工事が完了して新しくなりました。本尊として十界大曼荼羅を安置しています。 いつもは本堂の裏から見晴らしのよい高い場所に上るのですが、夜間は危ないので行けないようになっていました。鐘楼の横を通り下りの道に向かいます。 下りの坂道、向うに仁王門が見えます。 閉門時間になって受付の方が門を閉めに出かけると、猫ちゃんがお留守番をしていました。 常寂光寺から落柿舎の前の広場（畑地）に来ました。向うの落柿舎の前に大きな行灯が見えます。 落柿舎の前は「嵯峨美術大学ナイトギャラリー」となっていて、学生さんの巨大行灯の作品が飾られています。落柿舎も夜間特別拝観をしていましたが、午後8時で受付終了でした。 二尊院の方に行く道の途中にある公園「長神の杜」もライトアップされています。「コトノハ行灯」（記念のメッセージを書いて円柱状の行灯に貼り付ける）以外に、創作行灯デザインコンペの過去の最優秀作品が飾ってあります。下は第6回の「京人」。 左は第9回の「こつづみ」、右は第1回の「洛花灯」。ここから二尊院まで露地行灯が続いていますが、夜間特別拝観はありません。 お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。 ★こちらを是非よろしく→ 　　ブログ村→ ------------------------------------------------------------------- close

嵐山花灯路２０１８　竹林から常寂光寺・落柿舎へ