梅が咲く季節になりました。さて、どこへ行きましょう・・・。ということで、久しぶりに観心寺へ行きました。山号：檜尾山寺名：観心寺（かんしんじ）宗派：高野山真言宗　遺跡本山本尊：如意輪観世音菩薩創建年：大宝元年（７０１）開祖：役行者〒586-0053　大阪府河内長野市寺元４７５新西国…… more 観音霊場　客番仏塔古寺十八尊霊場　第１３番神仏霊場会　第５６番関西花の寺　第２５番役行者霊跡札所過去の訪問記事（2014.11.02訪問）観心寺は、文武天皇の時代、大宝元年に役小角によって開かれ、はじめは雲心寺と呼ばれていました。その後、平安時代の初め808年（大同３年）に弘法大師空海が、境内に北斗七星を勧請され、815年（弘仁6年）に本尊如意輪観世音菩薩を刻まれて寺号を観心寺と改称されたそうです。山門いいお天気になりましたので、結構な参拝客でいっぱいです。参拝受付の左手に梅林が広がります。３００本くらいあるそうです。五分咲きくらいですが、楽しめます。反対側には、後村上天皇御旧跡（旧惣持院跡）おそらくこちらはサクラだと思います。まだ咲いていません。手水舎拝殿おそらく橋の手前にある「訶梨帝母天（かりていもてん）」（鎮守社）の拝殿だと思います。訶梨帝母天堂（重文）訶梨帝母天とはいわゆる「鬼子母神（きしもじん）」です。梵名ハーリティーを音写して訶梨帝母（かりていも）とも言います。金堂（国宝）南北朝時代七間四方、単層入母屋造御本尊木造如意輪観音坐像（国宝　像高：108.8cm　平安時代前期）脇侍は不動明王、愛染明王本尊の如意輪観音（国宝）は秘仏ですが、毎年4月17日18日に開扉されます。日本三如意輪の一つとされています。観心寺、室生寺、神呪寺の三如意輪 （関連過去記事　室生寺　甲山 神呪寺）こちらからのアングルだと大きさがわかります。扁額建掛塔（たてかけのとう）：重要文化財非常に珍しい「未完成」の三重塔です。楠木正成が建武中興の無事を祈って三重塔を建立しようとしたが、湊川の戦いで討死したため完成されずに初層だけが残ったものだそうです。楠木正成の首は討死後、北朝軍の足利尊氏の命により丁寧に遺族に返還され、境内奥にある首塚に祀られたそうです。それゆえ楠木氏代々の菩提寺ともなっています。建掛塔の御本尊：大日如来開廟されていました。仏塔古寺十八尊のＨＰには、大日如来（胎蔵界）と記載がありましたが法界定印ではなく、智拳印を結んでいるので金剛界大日如来と思われます。鐘楼弁天堂阿弥陀堂開山堂御影堂と修業大師納骨塔弘法大師の石像新しく作られたようです。行者堂楠正成の首塚牛滝堂（御本尊：大威徳明王）星塚霊場今日は天気が良かったので、星塚霊場をぐるりと歩いてみました。北斗七星にちなんで７カ所、このような木の周りに赤い柵がある場所があります。【巡拝の仕方】１．金堂を礼拝２．金堂前の石段左側から時計回りに星塚を回って合掌礼拝３．最後に訶梨帝母天堂を礼拝して終了北斗七星はこんな名前がついているそうです。貪狼星（とんろうしょう）巨門星（こもんしょう）禄存星（ろくぞんしょう）文曲星（ぶんこくしょう）廉貞星（れんじょうしょう）武曲星（むこくしょう）破軍星（はぐんしょう）クリックすると拡大します。パンフレットもわかりやすくなったようです。駐車場：無料拝観料：３００円観心寺・公式ホームページクリックしていただけるとうれしいです神社・お寺巡りランキング close

檜尾山 観心寺