島根県と言えば有名所はここしか無い。全国の八百万の神様が大集合すると言われる出雲大社。この出雲大社本当は出雲おおやしろと読むそうやけど。出雲たいしゃの方が言いやすいよねぇ。ここにお祀りされているのは大国主命（おおくにぬしのみこと）。別名大黒様。伊勢神宮と共に日本最古の神社だそう…… more で。古事記にも記されている位だもの出雲大社はそぉりゃ～古かろぉ。ワタシャ今回で出雲大社を訪れるのは4回目位？かな？　　　参道入り口のこの大鳥居は勢溜（せいだまり）りの鳥居と言うそうで。人の勢いが集まる所と言う様な意味合いらしいよぉ～。勢溜まりの鳥居をぬけ結構長い松林。真ん中は神様の通られる道。取り敢えず右側通行と行きますかぁ。さすがによく手入れされた参道を散歩の様に歩いて行くと。　大国主命が黄金の玉これを幸魂奇魂（さきみたまくしみたま）と言うんだそうでぇ。この幸魂奇魂に助けられ国造りをしたと言う神話のモニュメント。結構豪快な感じやねぇ。反対側には因幡の白兎で有名な場面ですわなぁ。お隣鳥取県の白兎神社でもお目にかかりましたけど。なぁ～んや神話の国へようこそぉ～ってな感じよねぇ。　右側の石はさざれ石やってぇ。日本の国歌に出て来るあのさざれ石。へッへ～～～～ってな感じ。そんなこんなで手を清め。イヨイヨ鳥居をくぐれば出雲大社の拝殿。お賽銭を用意してぇ～。　　毎度のことながら大しめ縄の立派な事。こちらが拝殿と言われ出雲大社では通常とはチョイと違うお参りの作法があるんやでぇ～。もぉ最近じゃほとんどの方々もご存知かと思いますけど。2拝４拍手1拝が正式とされてるぅ。こう見えてワタシャ20代の頃。結婚式場の巫女のアルバイトをしとりましてぇ。その辺りの事は神主さんから聞いとりましたタァ。その頃そんな話を聞いた時。4回も手ェ～たたくんかいなぁ～って思ったもの。拝殿の両側には東西に十九社（じゅうくしゃ）なる宿があって。全国の神無月の頃ここ出雲大社は大いに神在月となる訳でぇ。大国主命様事大黒様の全国に散らばっている子供達や神々。そんな神々を一堂に出雲大社に呼び寄せる訳よぉ。全国の10月は神無月になる訳さぁ。最も出雲大社で行われる神事は旧暦で行われるみたいだから。実際には11月やそうやけど。でぇ八百万の神様方がお泊りになるお宿が東西にある十九社と言う訳さぁ。大黒様と全国の八百万の神々が会議を行うとか。拝殿に手を合わせた後は本殿へ。再度手を清めぇ～。何でもこの辺りの石を持ち帰ると良い御縁が頂けるとか…なんとか。　　長蛇の列に並び大黒様にご挨拶を済ませ。実の所大国主命が実際に祀られているのは本堂正面。つまりお参りした南側を向いていないらしい。何のこっちゃと思ったらどうやら大黒様は西向きに祀られているそうな。南に向けてはいかんのかなぁ～。ワザワザ西向かんでもさぁ。てな事を思いながら順路がてらお参りしたんやけども。いつもはここで終わるんよぉ。本堂の周りをブラついてたらさぁ～。ある知らないカップルさんがガイドさんに案内されてんのぉ。フッと小耳にはさんだ「出雲大社で最もパワーがある場所・・・」ん？？？パワー？こぉれはコッソリ聞き耳立てて着いて行くしかあるまい。あつかましいオバサンは即行動。何食わぬ顔で付かず離れずカップルさん付きのガイドさんに耳ダンボ。さて出雲大社で最もパワーのある場所とはどかかいねぇ。ホンマ出雲大社に来たら拝殿と本殿をお参りしたらそこで終わりだもの。あんま回らず終わってまうから。今迄どんだけ勿体ない事して来たんって話よぉ。 close

出雲大社