京都東山、新緑散策。知恩院前にいますが、青蓮院（しょうれんいん）門跡を訪れたことがなかったので行ってみたいと思います。青蓮院門跡「親鸞聖人得度聖地」青蓮院は、三千院、妙法院と共に天台宗の三門跡寺院とされています。門跡寺院とは出家した皇族や公家が住職を務めた寺院のことです。『京の冬…… more の旅』国宝の庫裏、重文の大書院公開 妙法院　2017-03-17長屋門と大楠青蓮院には親鸞聖人お手植えと伝わる大きな楠（クスノキ）が5本あり、京都市の登録天然記念物に指定されています。拝観させていただきます。入口で御朱印帳を預けて拝観します。華頂殿（書院）で、相阿弥作の庭園を見ながら一休み。（以降画像は殿舎拝観後に庭園から撮影したもの。）華頂殿には三十六歌仙の額絵が掲げられていたり、木村英輝氏による60面のモダンな蓮の襖絵があったり、ゴージャスな空間です。ここでお抹茶をいただく方もあり、小鳥のさえずりと小さな滝からの水音を聞きながら、しばしのんびり…。本堂（熾盛光堂・しじょうこうどう）にお参り。不動明王像をはじめ、数々の仏像がお祀りされており、西面には非公開の本尊、熾盛光如来の曼荼羅（掛軸）を安置します。熾盛光如来を御本尊とするお寺は日本中で青蓮院門跡のみだそうです。本堂の東裏には国宝の不動明王二童子画像（青不動）の複製が安置されていましたが、現在は平成26年に東山山頂将軍塚に建立された青龍殿にお祀りされています。山道を歩けるかたは青蓮院本院より東山トレイルコースで30～40分、また土日祭日などには循環バスやピストンバスも出ています。またの機会にぜひ訪れたいと思います。宸殿と四脚門（御幸門）徳川家康の孫である東福門院（後水尾天皇女御）の御所を移転したものです。明治26年の焼失後に復興されました。右近の橘、左近の桜が植えられています。大玄関内部には孝明天皇が使用された輿が陳列されています。お願いしてあった御朱印を受け取りました。庭園に出てみます。小堀遠州作の霧島の庭。霧島つつじが植えられています。花はもう終わってしまっていますが…。青もみじの新緑と木漏れ日が目に眩しい。祇園のあたりはごった返しているだろうに、このお庭には静寂があって本当に気持ちいいです。少しずつ高くなって行き…竹やぶのたけのこがずいぶん生長しています。もう少し上がるところに日吉社とあるので行ってみます。稲荷社そして、ここからの眺めが素晴らしかった。下の境内まで降りてきて、鐘楼があったので鐘を撞きました。縁起が良くないといわれる出鐘？(^^;)親鸞聖人童形像親鸞は治承5年（1181）9歳の時に叔父である日野範綱に伴われて青蓮院に入り、宸殿にて得度しました。親鸞聖人歌碑『明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは』日野誕生院でも童形像と歌碑を見ました。日野家菩提寺、親鸞誕生の地 西国薬師 第38番 法界寺　2018-01-18植髪堂（うえがみどう）親鸞得度の時に剃り落とした髪を親鸞童形の像に植えたものっを祀っています。その髪の一部は遺髪塔に納められています。鹿さんが守っていて、かわいらしいです(*^^*)（5月13日参拝） close

爽やか初夏の青もみじ 青蓮院門跡