みなさまこんにちは。お盆休みはいかがおすごしでしたか。台風の影響でお出かけができなかったとか、足止めをくらったとか、義実家に帰省しなくて済んでラッキーとか、いろいろ聞きましたがどうでした？ 我が家は夏は帰省しません。お盆休みの前半と後半でお出かけをするのが恒例となってお…… more りましたが、今年は台風が後半のお出かけ予定と重なってしまったので、前半のお出かけのみとなりました。 で、お出かけしたのが、愛知県の別小江神社（わけおえじんじゃ）です。 別小江の由来は川の分流を刺すのではないかとされています。創始年月は不明ですが、もとは千本杉というところに鎮座していたものではないかと思われます。天正12年に織田信雄（のぶお、とも称されるがのぶかつが一般的です。織田信長の次男）の命により、この地に鎮座。明治初年に式内社別小江神社と改称。 確か、山陰の神社の記事で社格について書いたと思いますが、ここでもざっくりと・・・ 千年以上も前の延喜式神名帳（えんぎしきじんみょうちょう）というものに記載された神社のことを延喜式内社、または式内社といいます。 古代の律令制のころ、当時の祭祀を司る神祇官（じんぎかん）が、朝廷に逆らわず良い子でいた神社を一覧にして、官幣・国幣・大社・小社などの種別と、幣帛（へいはく・祭祀を行うときに奉献されるもの）をこの延喜式に記載していました。 つまり、古くから記録が残る由緒ある神社だということですね。 ご祭神はイザナギノミコト・イザナミノミコト・アマテラスオオミカミ・スサノオノミコト・ツキヨミノミコト・ヒルコノミコト 良く知った神様たちですが・・・おっと、ヒルコノミコトにつてはご存じない方もいるのではないでしょうか。ヒルコノミコトは古事記の中で、イザナギノミコトとイザナミノミコトの最初の子どもなんです。ですが、生まれた時に四肢が欠損していたので葦の船に乗せて海に流されてしまった神様なんですよ。水蛭子とも呼ばれます。現代なら、保護責任者遺棄。海に流せば死んでしまう危険もあるから殺人・殺人未遂もとわれるのかな？  余談ではありますが、七福神の恵比須様っているでしょう。恵比須様にはこのヒルコノミコトを恵比須様としているところと、オオクニヌシノミコトの息子であるコトシロヌシノミコトを恵比須様としているところがあるんです。二人の恵比須様がいるなて、面白いですね～。  では話を戻しましょう。 御利益は安産・子供の守り神・長寿であり、織田家・豊臣家・徳川家からの崇敬も厚かったそうです。ま、場所柄そうなるよね。     それではお参りをしましょう。 なんだか左右が賑やかな感じです。奉納された物でしょうか。風車がいっぱいです。 お参りを済ませ境内を見て回ると、 見覚えのあるフォルムを発見 恵比須様でした。何やら書かれておる。もちろんぜ～んぶやりました。恵比須様、私には重かった。また行くしかないね！！  それでは御朱印です。こちらでは通常のものと、月替わりの御朱印、そして見開きの御朱印があります。 シンプルな御朱印から。丁寧に書いていただきました。ありがとうございます。次は8月の御朱印。祖先の御魂に感謝の祈りをささげる盆踊りの絵の御朱印です。盆踊りってね、神道的な考え方である先祖崇拝から始まったものだそうです。命のリレーが続いてきたおかげで今の自分がいる。そんな感謝の祈りを込めて踊り楽しむ行事だそうです。 音がうるさいなんて言ったらいけないね～。っーか、命のリレーを私の代で終わらせることになってしまってご先祖さま～！！許して～！！欲しかったけれどできなかったものはしょ～うがな～いじゃ～ん。   では最後に、3枚目は見開きのカラフルな御朱印です。これは印刷です。 こじんまりとした神社でした。カラフルで可愛い御朱印が人気ということだったので、いただくまでに時間がかかるかな？と思ったんですが、快適な休憩所で待てるので時間なんか気になりませんでした。トイレもきれいでしたよ。この日は待っても10分程度でした。  さて、この後もう1カ所行きました。次は山田天満宮です。      close

カラフルでかわいい御朱印　愛知の別小江神社