南紀・出雲の旅 3. 杉尾神社の詳細

南紀・出雲の旅 3. 杉尾神社
瑠璃の星☆彡
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記事タイトル 南紀・出雲の旅 3. 杉尾神社
概要

1/22(水)~1/23(木)に行ってきた、南紀・出雲の旅レポートです。武部正俊さん・名古谷雅代さん・柴本徳子さんと瑠璃の4人旅。カタカムナとホツマツタヱで伝わる和歌山で誕生したスサノオ神話を追い求めて・・・それは、ヤタガラスさんの足跡を辿る旅でもありました。----------…… more -----------1/22(木) 2番目に訪れたのは、杉尾神社です。海南市阪井1858番地に鎮座。鳥居の上には、赤い実がたくさん生っていました。南天に似ていますが、違う木の実。手水舎には・・・なにも居なかった。。。かっこいいフォルムの狛犬さん。拝殿は、さらに登っていくと見えてきますが、横道に逸れて、お稲荷さんへ行ってみました。石がいっぱい積んであったり、固まってたり。稲荷社です。稲荷社の裏手は、板根だらけ。板根、っていうのもこれまで知らなかったんですが武部さん曰く、このようなかたちの根っこをもつ樹木のある場所は昔から大切にされてきた聖地であるそうです。目立つ御神木だけがシンボルではないようです。樹木にますます注目するようになりました。稲荷社から登っていき、拝殿から眺めた景色です。奈良にも紀州にも、山辺と呼ばれる場所はこんな感じの神社が多いですね。山から山を眺める感じ。主祭神は、大山祇神 ・誉田別命(杉尾大明神八幡宮) 配祀神は、表中底筒神 宇賀魂神 大己貴命 猿田彦神 大年神 奇稲田姫命 事代主命 市杵島姫命御神徳お腹の神様として安産・子授け・お腹の病気平癒・病気除け杉尾神社は、通称「おはらさん」琉球を思わせるような陶器の狛犬さんが隠れていました。グリーンがとっても印象的♪御由緒第45代聖武天皇の御代、神亀元年(西暦724年)に勧請されたと伝えられている。古記録があり神拝献備の事が略紀されており、奥付に鎌倉時代初期の建久2年(1191年)に書かれたものを室町時代の永禄年中(1558~1570年)に書き写したものとある。室地時代末期の元亀年中(1570~1573)の棟札がありその銘に曰く、「二品仁助親王とあり こは仁和寺号、厳島御宝、すなわち伏見院貞敦親王の御子にして後、奈良院御猶子なり」また、慶長7年(1602)に書かれた祭事の記録があり、その巻末に、「去年大守浅野候より検知ありて神事の料なし因りて略式を新にす」とあり、赤穂浅野家との関係もうかがえる。「おはらさん」お腹の神様として知られている。しゃもじをお供えして祈願する風習がある。むかしの人はよく「しゃくもち」とか言って腹痛に悩み、そのつど霊験あらたかな「おはらさん」に平癒をお願いしたという。今日でも遠く他府県からお参りに来る人が数多い。お腹の神様となった由来については諸説ある。昔、紀の川の河口(今の北島橋下流)に、川からか海からか定かではないが、一匹の大蛇が川岸に流れ着いた。玉をくわえ腹部になんと金色に光る杉織状になった輪があり、立派な足もあったと伝えられている。そうして巽の方位をさとて横たわり何かを念ずるごとくに・・・。これぞまさしく神の化身と、小野田に頭部を埋め、杉尾神社に腹部、又重根の千種神社に足、と三体を神としてお祀りしたと伝えられる。名草戸畔伝承では、名草戸畔の胴が杉尾神社に納められたとされている。杉尾神社の鎮座する山を玉輪山といい、そのはづれの谷間に小さな池があちこちにあり、その堤に「たにし」のからが今でも沢山あるという。大蛇の好物であり生息している証拠と力説する人がある。また、おはらさんに埋められたのは夫婦ではなかろうかとも言う。浄光寺原、道場山(氏子地域名)を向かいにして杉尾神社の辺りを北山と言い古くは桜村と言われた。その道場山から嫁いでいったある孝行娘が浅野家と縁者になったわけであるが、嫁ぎ行く前夜、激しい腹痛にさいなまれ、うわ言に「北の山に埋もれている古い器があるから、それで亀の川の水を汲み杉尾神社に供えてほしい。」言われたとおりにすると、不思議にも激痛がおさまり無事赤穂に旅立てた。それ以来お腹の神様になったとも言う。いづれしても説は沢山あるが、『お腹いたけりゃ 杉尾のお宮 腹の黒いのはなおりゃせぬ』いくら霊験あらたかな「おはらさん」でも、腹の黒いのは治らないと俗にうたわれている。赤穂浅野家ということは伝説のもとは播磨陰陽師なのかな。しゃもじ=笏(しゃく) でもあると思います。笏は、中国から伝わったとも言われますが、紀元前の古代ペルシャ「アフラ・マズダー」のレリーフに同様のものが見られるそうです。玉輪山に鎮座の杉尾神社ですが。「三輪山」の「三」に、タテ線と点が加われば「玉輪山」に。三輪山も玉輪山もどっちも繋がっていて、尊いんでしょうね。三輪山は、周囲に大和三山が有るけれど玉輪山は、円周を広げて球体にしたら繋がるレイスポットがありそう。こちらは摂社のようです。叶結びが「入」になってます。あの山が気になる~。観音さまかな?弁天さんにも、名草戸畔にも見えます。胴にかかわるところかも。神社のそばに、柚子やキンカンが生り、水仙も咲いていました。太陽の光があふれる場所でした。晴天にも恵まれて、ポカポカとしてきました。そういえば人間の胴には、太陽神経叢がありますね。太陽神経叢は、第三チャクラ。「三輪山」と繋がるけれど、「玉輪山」である意味が太陽との関わりで見えてくるような気がしました。人体の中のセントラルサンは「玉」の字に表わされているように思います。お腹を護れるように、太陽カラーを大事にしよう♪ close

南紀・出雲の旅 3. 杉尾神社
サイト名 瑠璃の星☆彡
タグ 神社 神社仏閣めぐり(和歌山)
投稿日時 2020-01-25 02:20:04

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