本田宗一郎ものづくり伝承館のお隣には、諏訪神社がありました。http://www.honda-densyokan.com/天竜川の上流を遡っていくと諏訪湖に通じているから。諏訪湖の水が、この天竜まで龍のように曲線を描きながら流れてきているんですね。あの祠は、「塩地蔵」と呼ばれて親…… more しまれているようです。去年の夏至に、秋葉神社の上社にお参りした際、山の中の参道を歩いていると、そのルートの途中に塩のことが語られているのを思い出しました。秋葉山は、信州に向けて、塩が運ばれていく重要なルート。山を越えて運ばれる道と、船で天竜川を行き来する道。岐阜・長野にかけて聳える恵那山や駒ケ根の東山道を往くのは、船と馬が物流の主役でした。物流の要。それが天竜だったんですね。天白磐座も近いから、天の川のようでもあり・・・いろいろと発見の多い、七夕の旅となってまいりました。古代から様々な工夫で、川から山を乗り越えて発展していったみたいですね。流通ルートを辿っていくと、見えなかったものが見えてきます。「塩の道」とは、まるで日本の中のシルクロードみたいじゃない？ここはそんなゲートの出入口だったんだね。そんなこんなで、諏訪の神様が鎮座されていることになんとなく納得。また、ここは徳川ロードでもあるらしく、徳川家康公の長男・松平（岡崎三郎）信康の廟(墓)が存在します。家康が信康のために建立したとされる、清瀧寺です。 清瀧寺の文字が、翡翠の色。天竜川の、本来の川の色かな。ブルーグリーンが印象的。葵の御紋だ～。°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°家康と信康の間には父子不仲が伝えられているけれど、戦国の世を生き抜いていく難しさをつくづく感じてしまう。ほんとのところは、よくわからない。魂だけの世界でのふたりには、笑っていてほしいなと願います。弁天さんの祠の近くに、信康さんの木彫りの像が奉納されていたりして地元のみんなに愛されてるんだな～と思いました。お賽銭は、青龍の口の中に入れるシステム。良く出来てるんだ、これが。　(≧▽≦)石に何が刻まれてるんだろう・・・大事にされているっぽいけれど。金の生る木の伝　と書かれています。墨で綴られたアート作品でした。いまも古代文字などを使った言霊アートがたくさんあるけれど私もヲシテやカタカムナを使って曼荼羅にしたりしているけれど、先達さんが綴ってきた作品にもっと触れていきたいな～と感じました。「この金の生る木の伝」は達筆で素敵ですよね。奉納されている掛け軸のほう・・・コピーが欲しくなりました。イイよね～。たくさん歩きました～。こちらは天竜浜名湖線の「天竜二俣駅」。辿り着いた時の時間は14時30分頃だったでしょうか。とりあえず西鹿島まで行って、新浜松のスタート地点へ戻ろうか。それとも、ここから反対の磐田方面へ足を延ばそうか・・・駅の構内でしばしの間、線路を見つめながら考えていました。観光案内所には、名所のチラシがたくさん並んでいて、その中の一枚に目を奪われてしまいました。それはとっても愛らしい「土器と土偶展」のチラシ。あ、ここだ！　と思い、お隣の「上野部」駅まで向かうことにしました。「天竜二俣駅」に停車中の列車は、二両編成だったでしょうか。マリメッコのファブリックが、めっちゃカワイイ♪私の心は動き出す前からテンアゲです。°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°ローカル列車の旅は楽しい～♪鼻歌なんか出ちゃったりして。ヒゲダンの「旅は道連れ」が脳内再生されていくのでした。・・・天竜を道連れにして旅はつづく。---------------------------Official髭男dism - 旅は道連れ -　 close

天竜散歩　　諏訪神社・清瀧寺と塩の道