いよいよ秩父三十四観音第三十四番札所の日沢山水潜寺（すいせんじ）にやってきました。門柱には「秩父三十四札所」と共に、「日本百観音結願所」とあります。境内に踏み入れるのも胸が高鳴ります。水潜寺というだけあって、水量の豊かな渓流が流れ…「クマ注意」！秩父観音は札番が進むにつれ、ワイル…… more ドさも増して行きます。苔むした石段にはピンクの秋海棠（シュウカイドウ）が映えます。六地蔵本堂（観音堂）前に出ました！西国 秩父 坂東　百観音お砂踏み香炉前にある百観音のお砂踏みから西国阿弥陀如来、坂東薬師如来、秩父千手観音の三体のご本尊を拝めば、日本百観音巡礼の功徳が得られるそうです。本堂内にも上がることができたので、本堂内でも秩父巡礼、百観音巡礼の安全を見守ってくださったお礼と、無事結願できた喜びを報告しました。水かけ地蔵水かけ地蔵さんの後ろには、うっそうとした緑の中に岩屋が見えます。この水潜り（くぐり）の岩屋が寺名の起こりとなりました。巡礼を終えた人々はこの岩屋をくぐって身を清め、俗世の生活に帰っていったそうです。残念ながら現在は立ち入り禁止となっています。観音霊験記大干ばつなのに蓑をまとった僧が現れた。「樹（さんずいの漢字）甘露法雨」と書いた札を立て、杖で岩を突くと、水が噴き出した。「この地を日本百番巡礼の結願所とする」と告げ、雨を降らせて立ち去った、ということから、当地の札立峠の由来となっています。諸仏堂諸仏堂が納経所となっています。諸仏堂には水潜寺の本尊三尊（千手観音、阿弥陀如来、薬師如来）の写し仏（非公開）が祀られています。本尊中央の千手観音が秩父、右の阿弥陀如来が西国、左の薬師如来が坂東を表します。日本百観音結願堂第17番札所定林寺以降、巡礼のお供をして安全を見守ってくれた巡礼人形と結願堂で記念撮影です。諸仏堂で秩父観音最後の御朱印をいただきました。御影（おすがた）も満願です。そして、お坊様に秩父観音と日本百観音の結願の旨を申し出て、数々の記念品をいただきました(*^^*)（記念品は以下に）三十三観音の石仏に見送られ…秩父を離れる前に、あともう一か所行きたいところがあります。-----秩父三十四観音　結願の証秩父観音の結願証には名前は入らないそうです。日本百観音　結願の証こちらは和紙でできており、水潜寺の寺紋（菊水）と「水潜寺」の名が透かしで入った凝った作りになっています。名前を入れていただく間、とても感慨深く感じました。日本百観音を2周したかたがあるそうで、まだまだ夢が広がるかなぁ(＾◇＾)結願の記念品、いろいろ(*^^*)日本百観音のメダルは千手、阿弥陀、薬師の三尊ですね。カードは本金箔（！）結願カードお守りです。裏には三尊の周りに日本百観音霊場の寺名が書かれています。持ち歩きたいと思います(^_-)秩父観音・甲午（平成26年）総開帳の際の散華ですが、ご開帳から時間が経ってしまったので昨年末で配布が終了されたそうです。残念ながら最後のふたつの札所ではいただけませんでしたが、それでもひとつひとつの札所がかけがえのない思い出です。 close

日本百観音結願寺 秩父観音 第34番 水潜寺