11/29浜松市北区三ヶ日町岡本696に鎮座の初生衣神社に参拝いたしました。番地が6966結ぶと9括るで出来ていて面白いです。御由緒より初生衣神社のある浜名の地域は伊勢の神宮の神領(神社の所有地)にありました。そのため、地域全体が伊勢神宮とかかわりがありました。中でも初生衣神社と…… more 伊勢の神宮のかかわりは深く、800年を超える長い間伊勢神宮に神御衣を納めてきたという歴史があります。古くから伊勢神明初生衣神社、浜名斎宮と称えられてきた神社である初生衣神社。その役割は神御衣を納めるにとどまらず、伊勢神宮の神領であった浜名の神聖品を調達する神聖工場であったという見方もあります。室町時代、戦国乱世で諸国の神領が貢物を絶った際も、初生衣神社は神御衣調達を継続したといわれています。伊勢と浜松って、そんなに近いの？疑問に思ったのですが(私には土地勘がない為)船での交易がメインだった頃もあったわけで、ここに来て、またしても知らない歴史に触れられて深い感銘をうけてしまいました。手水舎は例によって、コロナで使用自粛モード。ヴァイオレット・エヴァーガーデン。初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)の御祭神は、天棚機媛命(アメノタナバタヒメノミコト)落ち葉でハートが形作られていました。(こちらはwikiに載せられていた写真を引用しました)毎月1回、地域の方の手によって、お掃除が行われているそうです。タイミングがあえば、こんな奇麗な赤いハートが見られるようです。この日も、お掃除されていて、神服部家の住居跡が御開帳されていました。神服部家は機織りとして仕えていた家で先代と先先代は神職としてご奉仕されていたそうです。こちらは織殿。江戸末期の織機があり、昭和44年に三ヶ日町、平成19年に浜松市指定有形民俗文化財に指定されています。右)　旧本殿小さく天棚機媛命を祀っています。中央)　本殿昭和48年(1973)　第60回神宮司記念遷宮の撤去古材で本殿が造営されています。左)　末社末社の中に二つの社が存在します。・斎宮(いつきのみや)-近所の八幡宮から移されたもの。・大己貴神と少彦名命を祀る。ここで、らちあけの歌、アワ歌、カタカムナのヒフミ歌を響かせました。宗像大社大島(中津宮)の浜辺で拾ってきた小豆石宗像大社の巾着、フトマニカード、自作のペアの組紐、フラーレンすべてがこの場にピタッとはまるアイテムでした。織姫の館です。絵馬やお守りを授与されている社務所でもあります。復元された織機も見る事ができます。伊勢の神宮に納める神御衣は三河(愛知県) から赤引きの糸を取り寄せて使用していたそうです。この糸を神社内の「織殿(おりどの)」にある昔ながらの織機で織り、できた神御衣は愛知を通って三重県の伊勢の神宮に納められました。歴史に基づいて「おんぞ祭り」が繊維関係者や町内の人々によって行われています。現在に伝わる「遠州織物発祥の地」です。まゆみくじ。天然の繭から作られていて可愛かったです。おみくじには、厳しいことも書かれていましたが　(;''∀'')今の心に映るものを大切にしつつ精進しながら、絹糸を組んだり織ったりするように、丁寧に繋げていきたいと思っています。 close

初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)