読売テレビの「ZIP!」で静岡県vs山梨県　富士山はどっちのもの？というテーマの放送が過去にありました。（2014/07/15 放送）内容は、先日、山開きが行われ、登山シーズンを迎えた富士山。その富士山をめぐって、静岡・山梨の両県の方々は激しく対立する両県。ならばどちらの県が、富…… more 士山の持ち主にふさわしいのか？いやー、静岡・山梨の両県に、そんなバトルがあるとは知りませんでした。関西人にはわかりましぇーん(^^♪（これは山梨県側）そういえば昔、富士山をどちらから見るのが美しいか、今川と武田が言い争う大河ドラマを見た覚えがあります。中井貴一の武田信玄と杉良太郎の北条氏康だったかも・・・？　☆前置きが長くなりました。これは、奈良県側から見る二上山です。上は、三輪山麓の檜原神社から見た景色です。春分、秋分のころ、神社の正面に見える二上山に夕日が沈む様子は、幻想的なまでに美しいのだとか。例の「太陽の道」でも重要なお社ですね。　　☆さて、この二上山の位置は、奈良県と大阪府の府県境。檜原神社から見る二上山と対になる、大阪側の重要なお社がありました。それは、大阪府富田林市宮町の美具久留御魂(みぐくるみたま)神社です。社頭には、朝日・夕日に関わる看板がありました。期待度が高まります。「みぐくるみたま」という名は、「水泳御魂（みくくるみたま）」、つまり水を司り、山からの水を土地に配分する神を祭ることに由来しています。という事は、水の神様と太陽の神様と、両方祀っているのでしょうか？？下拝殿への石段を上りかけると、見たことのない手水舎。明らかに神体山と、そこから流れ出る水を表現しています。石段を上り、下拝殿へ。振り返ると、二上山の絶景がありました。朝日の写真が飾ってあります。二上山雄岳、雌岳の間から太陽が上がり、参道から本殿に向かい一直線に光が差し込んでいます。この時期は４月６日前後、御来光時間は午前５時50分頃なのだとか。背後の神体山に登れば、春分や秋分の朝日が見事に昇る場所もある事でしょう。　　☆ニニギ尊による天孫降臨の第一声は、此処は韓国に向ひ、笠沙の御前を真来通りて、朝日の直刺す国、夕日の日照る国なり。でした。このような、朝日・夕日に関わる対表現には、しばしば夏至・冬至・春分・秋分などの太陽信仰が隠れています。下の地図をご覧ください。美具久留御魂神社境内・・左側ポイント群　　二上山・・・・・・・黄色檜原神社・・・・・・オレンジ色三輪山麓の檜原神社と対応した、なかなか見事な鎮座位置です。いったいここにはどんな謎が隠れているのか。地図上の他の地点については、次回。三つクリックしていただくと元気が出ますので、よろしくお願いいたします(^_^)/~にほんブログ村神社・仏閣ランキング close

檜原神社と美具久留御魂神社