今回訪れたのはこちら子安地蔵寺です。【所在】和歌山県橋本市菖蒲谷94【山号】易産山【宗派】高野山真言宗【開基】行基（伝）【本尊】地蔵菩薩【子安地蔵寺由来】当寺は、天平九年（737）、東大寺建立に大きな力を尽くした行基菩薩によって開かれたとされています。御本尊、地蔵菩薩立像も行基菩…… more 薩の手によるものと伝えられ、安産・子育の守護に霊験あらたかであるところから通称「子安地蔵」、地元の人からは通称「子安の地蔵さん」と呼ばれ親しまれています。天正九年（1581）、信長勢の高野攻めの折り、兵火にあい地蔵堂を焼失しましたが、御本尊は人里離れた山中に難を逃れ、のちに村人によって発見されました。その地は「かくれがた」と呼ばれ現在も残っています。慶安三年（1650）、紀州徳川家初代藩主頼宣公により復興され、以来、紀州徳川家の安産祈願の寺として篤い信仰を集めてきました。また、葛城山系・三石山のふもとの高台に位置し、東は大峰・台高の山並、南は霊峰高野山を仰ぐ名刹の古寺として真言宗高野派に属しています。（子安地蔵寺リーフレットより）云わずと知れた藤の寺ですが、まずはお参りしましょう。先に見える、本堂にて手を合わせます。本尊は地蔵菩薩です。斜景。本堂横はこんな風景です。お地蔵さんと藤。本堂横の藤棚。紫系の藤は此処が一番良かったかと思います。奥まで立ち入ることが出来ませんので、散った花弁は踏まれることなく綺麗でした。こちらは小路に咲くツツジ。藤棚はさほど印象に残りません。入口近くの藤棚。ピンク系はこのあたりが最も綺麗でした。このあたりで門へ戻り、子安地蔵寺のそぞろ歩きは終わりです。生命力・繁殖力が強い為か、長寿・子孫繁栄として紋に用いられることも多い、藤。栄華を極めた藤原氏の家紋も藤でした。安産・子育の守護に霊験あらたかとされているお寺さんであるが故に藤を植えられたんでしょうけど、訪れるのが少々早かったのか、見応えはもう一つでした。にほんブログ村 close

子安地蔵寺