鎌倉駅の南東に位置する比企ケ谷にあるお寺です。 日蓮聖人を開山に仰ぐ、日蓮宗最古の寺院で、開基は、比企能員の末子で順徳天皇に仕えた儒学者比企大学三郎能本です。この地は比企能員一族が住む谷戸(やと)であったことから"比ヶ企谷（ひきがやつ)"と呼ばれています。しかし、比企一…… more 族は1203年(建仁3年)に北条一族により滅ぼされました。 その"比企の乱"と呼ばれる争いの時、比企大学三郎能本は、まだ幼少で京都にいたため生き延びます。能本は、鎌倉の町に立って命懸けの布教をしていた日蓮に出会い、一族の菩提を弔ってくれるのは日蓮しかいないと確信し、自分の屋敷を日蓮に献上しました。これが妙本寺の始まりです。日蓮は、1260年(文応元年)、比企能本の父、能員と母にそれぞれ"長興"、"妙本"の法号を授与し、この寺を"長興山 妙本寺"と名付けました。第二祖は日朗、第三祖日輪で、以来、妙本寺と池上本門寺は一人の貫首が両山を統括する(両山一首)方式が1941年(昭和16年)、第74世の酒井日慎の代まで続きましたが、第75世、島田日雅の代から専任の貫首が置かれるようになりました。 広い境内は樹々が茂り、春の海棠、夏の青葉、秋の紅葉も有名です。  2017年(平成29年)5月18日拝受長興山 妙本寺（みょうほんじ）宗旨：日蓮宗本尊：三宝尊所在地：神奈川県鎌倉市大町1-15-1アクセス：鎌倉駅（JR、江ノ島電鉄)徒歩8分開門時間：9:00～17:00  公式サイト妙本寺概要 | 日蓮宗 霊跡本山 比企谷 妙本寺 (myohonji.or.jp) close

妙本寺の御朱印