今回訪れたのはこちら室生寺です。【所在】奈良県宇陀市室生78【山号】宀一山（べんいちさん）【宗派】真言宗室生寺派【開基】賢憬（賢璟）【本尊】釈迦如来（金堂本尊）　　　　如意輪観音（本堂本尊）【室生寺創建】「宀一山縁起」によると、室生寺は奈良時代の白鳳（私年号）9年（680）に、天…… more 武天皇の勅命をもって修験道の祖・役小角が初めて建てたと伝えています。また「宀一山年分度者奏状」には、桓武天皇が皇太子のとき病に臥し、室生山中での延寿祈祷により回復した。それが縁で平安初期の延暦年間（782-806）、天皇の勅命により興福寺（法相宗）の高僧・賢璟が弟子の修圓とともに建てたと伝えています。さらに、承和年（835）に真言宗の祖・弘法大師空海が遺言された「御遺告」には、唐（中国）の師・恵果から授かった、国に平和をもたらし、人々の願いをかなえるインド伝来の如意宝珠を、室生山で修行した堅慧に託して、善如龍王の棲む精進峰に大切に納めたと伝えています。以来、真言宗の重要な道場の一つとして篤い信仰を集めています。（室生寺リーフレットより）日が暮れるまでの短い間ですが、少し撮っておきます。肝心のライトアップの写真が余り撮れなかったので、時間潰しに撮った写真を無理やり載せてるだけですけど。こちらは護摩堂ですね。錦に染まる鎧坂。こんなこと云ったらアレですけど、ライトアップよりこの時間の方が綺麗だったりします。灌頂堂前。そろそろライトアップが始まります。日が暮れた頃から人が集まり始め、なかなかすごい人出でした。仁王門からスタートしましょう。梵字池と紅葉。鎧坂です。灌頂堂と椛。左奥に五重塔が見えますが、今年の五重塔は青龍が映りません。このあたりで仁王門へ戻り、夜の室生寺のそぞろ歩きは終わりです。夜闇の中照らされる山寺の特別な空気と云っても、これだけ人が集まるとそれを感じるのは難しいですし、ライトアップ終了直前の人が激減したわずかな時間であっても、喧騒の余韻がそれを壊してしまってる様な気がします。でも、お寺を訪れて手を合わせることが大切なのであって、そのきっかけがライトアップなら、その意義は大きいかと思います。にほんブログ村 close

室生寺　紅葉ライトアップ