寒い季節なのに、とりとめのない怪談よもやま話で申し訳ないのですが、ちょっと気分転換に読んでいただければ幸いです(^^♪ここは、兵庫県三木市細川町垂穂に鎮座する御酒神社です。社伝によると、初め大己貴神が志深里三坂峯に天降られ、のちその西南麓を流れる小川辺の霊地に鎭座されたのが起源と…… more されます。昔は「岩宮」と呼ばれて社殿がなく、巨岩を神社として仰いでいたそうです。萩谷諏訪神社と同じパターンですね。たしかに、境内のあちこちに巨大な磐座が目立ちます。道路に面しても、大きな磐座がありました。神社の前は川です。昔は河原から岩々が立ち上がり、最も高く見える岩を主祭神として祭祀していたのでしょうね。足を濡らして川を渡る事が、参拝前の禊になっていたのでしょう。熊野本宮その他、この様式は極めて多くみられる古式なパターンです。　　☆さて昭和の昔、この磐座の下に白い着物を着た、女の幽霊が出たと話題になっていました。もちろん真実のほどはわかりません。お寺ならともかく、なんで神社に幽霊が出るのかと、不思議に思ったので覚えていたのです。磐座の様相は、顔に見えなくもない気もします。はたしてそれが原因なのでしょうか。しかし白い着物と言うのは変ですよね。いずれにしろ前の道路には人通りがほとんどなく、夜は不気味な雰囲気かもしれません。一般論ですが、ネットでは「日暮れ時は神社に魔物が現れる」などと書かれたものがけっこうあります。神社に祀られた龍神様や神様が目を光らせている昼間は、魔物が付け入るスキがない。ところが神様が社殿に帰られる夕方には、待ってましたとばかり、魔物たちが神社によってくるのだとか。夕方以降は低級霊や動物霊に憑りつかれるという話もあります。いやー、私たち夫婦も時間の都合で、夕方にお社に行くことも度々ありました。こりゃ、大勢に憑りつかれているかもです(>_ close

幽霊と御酒神社と清滝トンネルのよもやま話