「国指定天然記念物 布田川断層帯 杉堂地区」を見学した後は、 比較的近くにある「津森神宮」に寄ってみた。 津森神宮は、540年（欽明天皇2年）に神武天皇の神霊神勅により国司 藤原法昌が創建し、 1247年（宝治元年）に将軍 源頼嗣により現在の場所に遷されたと伝わる、神武天皇を主…… more 祭神とする神社である。 　 阿蘇方面へ行く途中で何度も車で前を通り気になっていた神社である。 　「津森神宮」 由緒 鎮座地　熊本県上益城郡益城町寺中706番地 ご祭神　初代神武天皇～29代欽明天皇 他 氏子地域　熊本空港を中心とした益城町・菊陽町・西原村の各一部 社格（旧「郷社」） 　本宮は、欽明天皇2年（西暦540） 神武天皇の心霊のお告げにより、時の国司藤原法昌により建立されました。 昔はこの辺りは入り江の（津）でしたが、神武天皇の霊体出現時より、たちまち森となり この地は（津森）と言われ宮所の名となっています。 　当初はここより南東の丘の上に本宮があり、今も「影向石（ようごうせき）」と言い町史跡となっています。 　宝治元年（西暦1247）時の将軍源頼嗣が、今の宮所を還し社を建立しました。 　安土桃山末期 キリシタン大名であった小西行長の兵乱により（西暦1588）領内は悉く焼かれ、神殿社領も没収されました。 現在の社殿はその後再建されたものです。現在の宮司は59代目です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成28年12月 　 拝殿。　　　　旧社格は郷社。最盛期にはかなり大きな社領を持つ神社であったようだ。 また、毎年10月30日に行われる祭事「お法使（ほし）祭」は、神輿を道や田畑に投げ落とすという荒神輿で知られている。 境内には、太平洋戦争中に御神体を避難させた神様の避難所（防空壕）などもある。 　 お法使祭で使用される神輿。修繕後のようだ。　　　　　　　　　御神体を避難させた防空壕。 【神社データ】 名称：「津森神宮」 所在地：熊本県上益城郡益城町寺中706 祭神：初代神武天皇～29代欽明天皇 他 社格等：郷社 創建：540年（欽明天皇2年） 駐車場：有（無料） close

津森神宮 （熊本県益城町）