近江八幡周辺に続いて、今回は湖西の絶景です。さて、歴史クイズです(^^♪古代の都であり、現在は石油業界と防水業界の祖神ともされ、時計のロレックスや百人一首とも深くかかわる、ちょっと珍しい神社はどこでしょう？答えは、ココでした。　⇓≪近江神宮・黄色ポイントと宇佐八幡・黄緑色ポイント…… more ≫天智天皇の古都、近江大津宮跡に鎮座しているのが近江神宮です。この参拝者の服装をご覧ください。女子大の卒業式ではありません。ここは、競技かるたを題材とした人気少女漫画である「ちはやふる」の聖地なのです。これは、見たことのない不思議なモノ。こんな案内が。天智天皇は漏刻（水時計）をお造りになり、社会生活の基本である時報を始められたことはよく知られています。６月１０日の「時の記念日」は近江朝廷で時報が開始された日を記念して大正９年に制定されたもので、毎年この日には近江神宮を時の祖神として崇敬する時計関係者の方々が中心となり、賑々しく漏刻祭が斎行されています。境内には「時計館宝物館」が設けられ、和時計をはじめ各種の古時計などを展示しています。また境内に設置された水時計や日時計は、時計業界からの献納によるものです。ということで、ロレックス社からは、古代中国で使われていたと伝えられる古代火時計が奉納されました。なお日本書紀には、越の国（新潟県）より大津宮に「燃ゆる水（原油）・燃ゆる土（天然アスファルト）」が献上されたという記事があります。そのため、石油業界と防水業界の祖神ともされています。さらに近江神宮の上、宇佐山の中腹には、最近記事にした宇佐八幡が鎮座。≪日吉大社・オレンジ色≫滋賀県大津市坂本にある日吉大社（ひよしたいしゃ）は、全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社です。通称として山王権現とも呼ばれ、猿を神の使いとしています。神体山である八王子山の上には、古くから「朝日に輝く金大巌」とよばれ、日吉大社の信仰の始まりの場所とされる金大巌があります。≪生源寺・青色≫ここは、伝教大師最澄が生まれた場所として知られます。実は、日吉大社の神体山である八王子山が間近に見えるのです。≪茶色・白髭神社≫ここは、観阿弥の謡曲『白鬚』」の舞台となった、滋賀県高島市の古社です。神秘的な湖中鳥居でも知られます。≪アズキ色・水尾神社≫水尾神社は、継体天皇が生まれたお社とされます。第２６代継体天皇は、現天皇家の祖先として、存在が確実な天皇とされる重要な人物ですよね。ちなみに、本郷 和人・東京大学史料編纂所教授は、建国記念日に関してこんなことを書いておられます。時に「日本は神の国だ」と言い出す政治家がいますが、日本の皇室が、神の子孫だというのはあくまで神話の中のお話で、科学的根拠はまったくありません。ただ、26代の継体天皇以降は、現代に至るまで血がつながっていることは、間違いない。紀元前660年ではないにせよ、それでも世界的に見たら群を抜いて古い王家であることは、きちんと僕たち日本人は踏まえておいたほうがよいのではないでしょうか。（日本に｢建国記念日｣が存在しない本当の理由・PRESIDENT Online・2020/02/11より）つまり、天皇家の先祖で歴史上確実なのは、継体天皇からという説がほぼ定説なのでしょう。なおこの近くには、こんな不思議なものも。花崗岩の巨石に、絵画とも文字とも判別できないものが刻まれています。古くから伝えられているものだそうですが、それ以上のことはわかりません。幼少の継体天皇も「大昔はこんな文字が使われていたんだよ。」と教えてもらっていたのでしょうか。≪紫色・竹生島≫JR近江今津駅（黒Pポイント）のすぐ近くから、竹生島行きの船が出ています。龍神拝所です。弁天様と龍蛇信仰ですね。竹生島なんて、どうせ内陸の小さな島じゃんと思っておられる方、いやいや竹生島はすごいですよ。暖かくなりましたら、謎多き湖西へぜひおいで下さい。三つクリックしていただくと、ネタ探しの元気が出ます。よろしくお願いいたします(^_^)/~にほんブログ村神社・仏閣ランキング close

近江神宮、日吉大社、白髭神社・竹生島・広大なる湖西（琵琶湖）の絶景