今回訪れたのはこちら法華寺です。【所在】奈良県奈良市法華寺町882【山号】無し【宗派】光明宗【開基】光明皇后【本尊】十一面観音【法華寺 縁起】法華寺門跡は、創建以来、皇室ゆかりの尼門跡寺院として、1200余年もの間、法灯を守り続けているお寺です。法華寺創建は奈良時代。聖武天皇の后…… more ・光明皇后の発願により、それまで光明皇后の父・藤原不比等邸だった場所に七堂伽藍を建立しました。741年、聖武天皇は「国分寺・国分尼寺建立の詔」を出され、それにより東大寺を総国分寺、法華寺を総国分尼寺とされました。1300年前、病気や貧困に苦しむ人々をお救いされてきた光明皇后。その慈悲のお心を今に伝え、訪れる方にも感じていただければと思います。（法華寺門跡リーフレットより）東門から入りましょう。まずは本堂でお参りです。光明皇后の写しと伝わる十一面観音さんは、春・初夏・秋に開扉。それ以外はご分身像を拝することになります。護摩堂と鐘楼。華楽園へ入りましょう。水仙はまだ見頃が続いている様です。当然ながら蓮池は冬枯れ。白梅が見えてきました。この木のものではないですけど、白梅。椿です。華楽園最奥には、しだれ梅。それなりに見頃なんですけど・・・古枝が剪定されてないので、見栄えがすごく悪いです。法華寺さん、秋以降、花芽がついたら不要な枝は躊躇せずガッツリ剪定しましょう。蝋梅と枝垂れ梅。句碑と枝垂れ梅。このあたりで白梅に彩られた東門へ戻り、法華寺のそぞろ歩きは終わりです。「尼門跡」だからでしょうか。此処に咲く花はどれも優しさと高貴さに溢れている様に感じます。それは、慈善事業に力を注いだ光明皇后の人品ゆえなのかもしれません。にほんブログ村 close

法華寺の梅