今回訪れたのはこちら船宿寺です。【所在】奈良県御所市五百家484【山号】醫王山【宗派】高野山真言宗【開基】行基【本尊】薬師如来【船宿寺のいわれ】今から千三百有余年前の神亀二年（725）に、行基菩薩がこの地にこられて庵をむすび、薬師瑠璃光如来をおまつりになったのがはじまりです。心や…… more 身の病、悩みをお救いになる薬師如来をおまつりになったので、この地を医王山といわれました。寺につたわる古い記録では、葛木の地にこられた行基菩薩の夢の中に老人があらわれて「これより東の方へ行くと、山の中に船形の大きな岩があるから、その岩の上に薬師如来をおまつりするように」と告げられました。夢からさめた行基菩薩は、東の山の中に岩を見つけ、そこに御仏をおまつりし、船宿寺と名づけました。現在その岩場には巌舟権現がまつられています。平安時代になって弘法大師さまの御教えをまもり、その道場として今日にいたっております。（船宿寺リーフレットより）云わずと知れた躑躅の寺です。躑躅は落花盛んでしたが、此処を訪れるのはこの日しか無かったのです。船宿寺さん周辺の至る所にオオデマリが咲いていましたが、この地域の売りなんでしょうか。では、山門から入山しましょう。色々眺めながら参道を進みます。鐘楼が見えてきました。振り返ると本堂も見えます。鐘楼を横目に、本堂前に到着です。本尊は薬師如来。お参りしましょう。躑躅と本堂。本堂横には修行大師。その横には十三仏。本堂エリアのオオデマリ。この時期、どこのお寺さんを訪れても咲いてる気がします。鐘楼付近からの眺め。本堂前からの眺めはこんな感じです。本堂横から「しゃくなげの森」なる所へ行けますが、ほぼ咲いてません。こちらは躑躅。最後に本堂付近からの景色を眺め、山門へ戻り、船宿寺のそぞろ歩きは終わりです。見頃は終えつつある躑躅のお寺でしたが、此処は関西花の寺二十五霊場の札所。加えて何の制限も無いGWでしたのでそれなりの人出でした。強い陽射しでコントラストは強くなってしまいますが、赤・白・青・緑のビビッドな境内も美しいですね。にほんブログ村 close

船宿寺