今回訪れたのはこちら長岳寺です。【所在】奈良県天理市柳本町508【山号】釜の口山【宗派】高野山真言宗【開基】空海（伝）、淳和天皇（勅願）【本尊】阿弥陀如来【長岳寺】山の辺の道にのこる長岳寺は天長元年（824）淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建された古刹であり…… more 、盛時には塔中四十八坊、衆徒300余名をかぞえた。以来、幾多の栄枯盛衰を重ねながらも、千百七十有余年間連綿と法燈を守り続け今日に至っている。千古の歴史を経て文化財も多く、重要文化財としては仏像5体、建造物4棟がある。大門をくぐり両側に平戸つつじの生垣が続く玉砂利の参道を行くと我が国最古の美しい鐘楼門につく。12000坪の広くて静かな境内には四季おりおりの花の香りがあとを断たない花と文化財の寺である。（長岳寺リーフレットより）峰々は雨で霞みますが、間もなく止む予報です。こちらの大門より入ります。お馴染みの躑躅ロードを進みましょう。今年は良い時期に来れました。今回はまず旧地蔵院持仏堂へ入ってみます。こちらが亀鶴庭園です。【亀鶴庭園中心の老松】亀鶴庭園の中心の鶴に見立てられる老松は姫五葉松でその樹齢は四百五十年です。すでに幹は無く、樹皮のみで四百五十年の樹齢を保っています。樹皮のみですが樹勢の衰えは見られません。これはこの庫裏の旧地蔵院本堂に祀られている本尊が長寿のご利益のある普賢延命菩薩であり、おそらく、その御利益を真ん前で真面に受けて長寿の樹齢を保っていると思われます。（境内説明板より）旧地蔵院持仏堂を後に、鐘楼門へ向います。手前の椛が成長し、撮りづらいですね。雨なので参拝者もわずかです。杜若は満開一歩手前ですが、花を愛でる前にまずは本堂でお参りです。本堂前の躑躅。本堂前から。新緑が美しいですね。そろそろ放生池を周遊してみましょう。この時季の主役は杜若です。オオデマリと杜若。躑躅と杜若。参道を進みます。本堂の対面に来ました。池畔の躑躅。定番アングル、今年は本堂のみのショットにしました。やや近づいての本堂。放生池越しの鐘楼門。椛と躑躅。春先から赤いのはノムラモミジという品種らしいですね。長岳寺さん、黄菖蒲はやめましょう。ほんまに。最後にお地蔵さんに挨拶して鐘楼門へ戻り、長岳寺のそぞろ歩きは終わりです。長岳寺の御朱印です。毎年GWの訪問予定には必ず入れる長岳寺さん。今年は躑躅も残っていてくれて、「関西花の寺」の名に恥じぬ寺院風景でした。また来ますね。にほんブログ村にほんブログ村 close

長岳寺の杜若と躑躅