2番目の石段を上がった左側に手水舎があります。奉納年月や氏子衆の字が彫られてるようですが柱が邪魔してます。近寄って肉眼を駆使したが字は読める限界を超えてるよな～。(笑)この面は『氏子』の文字だけは読めました。氏子以外の文字は読めなかった。こちらの面も少しだけ読めた。たぶん『嘉永』…… more の九年甲寅（1854）と『月』と『吉日』と私は思います。詳しい年は自信ないですが江戸時代の手水鉢ということはハッキリしました。(^O^)／石段を上がった正面に社殿があります。おや？社殿右側に鐘楼らしき建屋がある。そういうふうな目で眺めていると社殿にお寺の雰囲気を感じることが出来る。←私だけか？(笑)しかし、石段上がる前の下からの眺めと比べると、この位置からの眺めは遥かに重厚さを感じてしまいました。社殿の前で灯篭と狛犬様が出迎えてくれてます。灯篭は灯りを入れる部分は無いです。胴部も少し短くなってるようです。灯篭も狛犬様も表面の風化がかなり進んでいて、手で撫でたりするとぼろぼろと表面が落ちそうに見えます。これでは彫られてる字を確認するのは無理そうです。前から見ると読める字を期待出来なかったが横側と後ろ側を見たら読める文字があった。狛犬様の台座部の石側面に『文化十年』（1813年）とある。209歳の狛犬様です。この面はまったく読めない。(◎_◎;)狛犬様の台座石の後ろ側には奉納者の集落名と名前が彫られてます。この付近の江戸時代はどんな風景だったのだろうか？　もしかすると今より賑やかだったかもね。おっと、明朝早いので本日はここらで失礼して落ちることとします。 close

八幡神社　その4（千葉県安房郡鋸南町中佐久間）