8月10日の鎌倉、長谷寺の「四万六千日」（しまんろくせんにち）（ブログ記事）の次は杉本寺に移動しました。杉本寺（杉本観音）は天平6年（734）に建立された鎌倉最古のお寺です。バス通り沿いの間口は狭いのですが、擦り減った石段を上って行くと、大変に趣のある佇まいです。杉本寺の四万六千…… more 日大祭は、午前0時に開門（閉門16時30分）、6時から本尊大護摩供、10時から三十三観音大法要があります。8月10日の杉本寺は終日拝観無料です。2015年は11時をまわってから杉本寺に到着した（ブログ記事）のですが、今回は大法要に間に合いたいと9時半頃に伺うことができました。茅葺き屋根の仁王門仁王門の金剛力士像にはまだライトがついていました。 運慶作と伝わる仁王像、今日は今までで一番良い写りかも( ´艸｀)ライトのおかげで玉眼がキラ～ン☆苔の階段立ち入ることはできません。ここは本当に印象的ですよね(*´-`)脇の石段から本堂まで上がっていきます。本堂には御朱印を待つ行列ができていました。10時になり、下からお坊様の行列が上がって来られ、本堂前で読経が始まります。そして・・・散華が数度撒かれました。散華の数は少ないものの、参拝者の数もそれほど多いわけではないので・・・もぐまま、ラッキーにも2枚拾うことができました。散華撒きの場で散華をいただくのは多分初めてかと。（御朱印の際にいただく、などは今までもありましたが。）なんかねー、こういうのをいただけると、ものすごく幸福感があって、いいことがありそうな気分になりますね（*^_^*）本堂前の読経が終わると、お坊様がたが本堂に入られて、11時前頃まで法要が行われました。もぐままも本堂外陣に入らせていただき、法要に参列させていただきました。外陣天井にびっしりと千社札、巡礼の満願御礼の額の数々。ろうそくの灯りが揺らめくほの暗い堂内に浮かび上がる観音像などの仏像群。正面に源頼朝寄進の運慶作・御前立十一面観音、左手に新十一面観音、右手に宅間法眼作・毘沙門天・・・。読経のお声、立ちこめるお線香の香り・・・。お好きな方には大変にシビレるひとときです（＾◇＾）ろうそくをあげて先祖の供養と家内安全を祈願しました。本堂での法要が終わると、五輪塔群の前にて・・・施餓鬼供養です。これにて大法要が終了です。もぐままは御朱印の列に並びました。昨今の御朱印ブームで、2年前に較べて御朱印をいただくかたがかなり増えているような気がします^^;20分ほど並んだでしょうか、坂東三十三観音（杉本寺は第1番、発願（ほつがん）の札所）の御詠歌で御朱印をいただきました。『頼みある しるべなりけり 杉本の 誓ひは末の 世にもかはらじ』「四萬六千日」の印が入った特別感(^^)御朱印をいただいた後、本堂内をぐるりと参拝。たくさんの仏像があります。（仏像の説明については2015年のブログ記事にて。）本堂奥には秘仏本尊の「三尊同殿」と呼ばれる三体の十一面観音様。御本尊は防火設備のガラス戸の前まで拝観できるようになっていました。杉本寺の仏像群は本当にありがたみがある仏様ばかりです。お昼にもなると太陽が顔を出し、蒸し暑さが戻ってきました。四万六千日のお参りはここまでとします。鎌倉の安養院でも四万六千日が行われるようですが、まだ当日に参拝したことがありません。安養院では8月10日は午前5時から午前9時まで拝観が無料になるということです。鎌倉の8月10日覚園寺の黒地蔵縁日　2015-08-10杉本寺の「四万六千日」　2015-08-10長谷寺の四万六千日　2017-08-10（8月10日参拝） close

鎌倉 杉本寺の四万六千日（散華撒きと大法要）