年明けから妙見さんの力がパワーアップしてきたら、どうなるんでしょう？ そんなことを思いながらの年明けとなりました。 ２０１７年から始めている仙台七福神巡り。 今年で３回目。 仙台七福神巡りはなかなか面白いです。 ※高舘山より（半島は七ヶ浜方） 毎年初詣は、お世話になっている…… more 名取熊野三社を参拝します。 でも、妙見神が強いと感じるのは、平将門なんでしょうか？ この方、秩父平家の祖といわれ、秩父にも平高望王の伝承があります。 桔梗姫の話もありますが。 なので、「相馬氏の始祖は平将門」となる。 秩父神社の北にある見返りフクロウが、何か平将門を示した 暗号じみたものがあるらしく、詳細不明ですが、何かあるらしい・・・。 この上は、相馬神社。 実際、参拝してみたら、相馬中村神社には「国王社」があった。 国王社は平将門を祀っています。 これがとても気になったのです。 さて、最初参拝した時は、工事中で本殿まで入れなかった。 階段も登れない状態だったので、初の参拝となります。 本殿の中をちらっと拝観しましたが、大きな馬の図があり、 とてもきらびやかな世界～。 すごいなあ、と思いました。 これなら、神様もたくさん降りてきたくなりますよー。 以前に書いていたので、詳しいことはここでは書きませんが、 さくっと相馬中村神社の起源について、 『相馬氏の始祖である平将門が承平年間（931年～937年）に 下総国猿島郡に妙見社を建立したことに始まるといわれる。 相馬氏の相馬郡下向に伴い建立された。 戦国時代の16世紀後半には、中村城が相馬氏の北の居城となり、 相馬盛胤や相馬隆胤などが中村城主となった。 』 国王社 猿島郡は、茨城県南西部で境町とかあるように、塞神のような土地でした。 それは、板東平家にも関係するのですが、平将門の終焉地としているから。 茨城県の国王神社について、 『「国王神社縁起」及び「元享釈書」によると、将門最後の合戦の時、 三女は奥州恵日寺に逃れ、出家して如蔵尼と称しました。 将門の死後33年目に郷里に戻り、この地に庵を結び、森の中から霊木を見つけ、 一刀三拝して父将門の像を刻み、小祠を建てて安置し、 将門大明神と号して祀られました。 御神体の像は、寄木造座像で高さ2尺8寸の衣冠束帯姿で、右手に笏を持っています。 像の表情を見ると、目は吊り上り、口は八の字に結び、怒りの形相を表わし、 武人の気迫が全身にみなぎっている印象を受けます。』 平将門は、この地方を本拠として関東一円を平定し、 剛勇の武将として知られた平家の一族であるとされる。 天慶三年（940年）二月、平貞盛、藤原秀郷の連合軍と北山で激戦中、 流れ矢にあたり、三十八才の若さで戦死したと伝えられる。 馬具とか剣とかいろいろ～。 -------------------------------------- 秩父には、平将門が寵愛していた桔梗姫がスパイの容疑で、 平将門によって殺されてしまう。 それを可哀そうに思った藤原秀郷が桔梗姫の首飾を天にあげて、 くびかざり座になったギリシャ神話のかんむり座と似た話があります。 桔梗姫は、大蛇の化身だった話が福島県にあります。 福島県伊達家のゆかりある地域、半田山（半田銀山）に、 半田沼があり、そこにも桔梗姫の伝説が残されています。 藤原秀郷はムカデ退治の俵藤太のことで、秀郷は琵琶湖にすむ美女と結ばれる。 美女は桔梗姫を生んだ。 しかし、桔梗姫は出自を知ることなく平将門の妾となり、 藤原秀郷は朝廷側の命で平将門を討つことになる。 将門には影武者が多かったので、秀郷も影武者となり将門の家来になる。 そこで桔梗姫と出会うのですが、桔梗姫は父である秀郷とは知らず、 恋に落ちてしまうのです。 姫が秀郷の名をたずねると、「私は半田の半七です」と答える。 ついに桔梗姫は、将門の秘密を秀郷に伝えてしまう。 それを聞きだした秀郷は、将門を討ちとることができた。 桔梗姫は、半田の半七という者を探し続け、村人にたずねるも 見つけることができず、喉が渇いたので、半田沼の水を飲もうとしたら、 自分の姿が大蛇であることに気づく。 姫は自分が魔にかかったと思い、山ひとつ向こうにある菅沼へいき、 その沼の主になったという。 「菅」は、産鉄族に出てくる地名に多い。 砂鉄や金をもたらす地名として大蛇伝説があり、ヤマタノオロチみたいです。 松尾神社は、松尾大社の分霊。秦氏の祖神で亀を使役とする。 ------------------------------------------------ 藤原秀郷（奥州藤原氏の祖）と、平将門とは因縁があった。 平家討伐だったのが、なぜか、平家は源頼朝側につくようになる。 源平合戦は、単に源氏と平家の対戦ではなく、源氏も平家も どちらの区別もなかったと思う。 平将門も星神にされているから、茨城県が終焉地になっていると思うのです。 カカセオの時と同じようなことが、この時代にあったと妄想する。 国王神とは、『妙見（北斗七星）の守護により新皇に昇りつめ、 妙見の守護を失って破滅する平将門に、北斗七星は相応しい魔方陣』 と言われている。 今年は穏やかになってほしいですが、「２０２０年に向けての２０１９年」 なので、そうもいかないかもしれない。 東京には、平将門を祀った神社、首塚を線で結ぶ（レイライン）と、 北斗七星の形を結んだ寺社があるといわれます。 ※玄松子の記録より 北斗七星に結ぶのはエミシ征伐でもよくあり、 坂上田村麻呂が置いた北斗七星伝承は多々あります。 秩父にも荒川をはさんで諏訪神が北斗七星になっている。 しかし、それが封じられたとか、何か悪いことをするといった意味はないと思います。 荒魂に対する和魂の計らいなのかもしれないが、 桔梗姫が大蛇にされているのも同じく、 桔梗紋様は、五芒星なので、セーマンのことです。 セーマンに対するドーマンを平将門にしており、 怨霊として祟神にされてしまった、平将門であると。 影に陰陽師があると思う話。 それは、黒の方であり、再生には必要な破壊であるとすんなり考えることは 難しいですが、必要なためにあると思えば、悪いことではないのです。 これは、国常立命のルシファーにも繋がる話かも。 私は信じる。 神々のお祝い。 --------------------------------------------- ところで、１２月３０日に福島市内で大雪が降ったそうで。 ４０センチくらい積もったとネットニュースをみて驚き。 仙台より暖かい福島。市内はあまり雪は積もらないのにね。 今年は雪が少ないけれど、福島のように「一部の地域のみ大雪」という事がありそうです。 さて、最後に立ちよった相馬港。 海が何かを伝えているような気がして、海をみたくなった。 相馬が新しい力を宿しているような気がしてならない。 最後に、相馬の未来について。 つづく close

相馬中村神社と妙見神の平将門